【D】ミュンヘンでの食材調達

Leben

ミュンヘンで暮らし始めてから、日本商品、日本ぽいものを始めとする、アジア食材を初めて購入しました。引越し前や先日用事で行った際に、デュッセルドルフの食材店でまとめ買いしていましたが、それらのほとんどは食べて無くなりました。今回は、ミュンヘンでの僕の新たな食材の調達場所について書きます。

僕は基本的には、ドイツ国内のチェーン店のスーパーで買い物をしております。生活拠点をヨーロッパに移して10年以上が経過し、すっかり欧米化している実感があります。

アジア食材の取り扱いは、僕がドイツに暮らし始めた頃に比べ、かなり増えました。お米であったり、海苔、わさび、酢であったり、基本的に寿司周り商品が多かったのですが、「抹茶味」のものや日本を意識した?商品名のものが増えたり、徐々に日本やアジア商品の存在感が出て来た気がします。ヨーロッパ系スーパーであったとしても、場所によってはかなり品揃えが豊富であったりします。しかし、やはりまだそういったところには売っていない商品が多々あり、どうしてもそういったものが欲しい場合は、アジア食材を扱うお店に向かいます。それでもない場合は日本から取り寄せる感じです。

ミュンヘンでアジア食材と言えば!と言われているお店が、Karlsplatz(Stachus)駅直結のデパート内にあります「東方超市(go asia)」です。駅直結の、異なるデパート2ヵ所にそれぞれあります!

初めて訪れた際に、かなりの品数豊富さにテンションが上がりました。お値段はデュッセルドルフでのお店に比べるとやや高い印象ですが、そう気にならない程度の値段のものもありました。僕はあまり日本に対してのホームシックはない方だと思っておりますが、食事に関しては、やはり恋しくなる時はあります。なので、こういった品揃えの良いお店の存在は、とにかくありがたいです。

ここのところ疫病蔓延状況が激しく、買い物に行く頻度を減らしたかったので、先日割とまとめ買いをしました。これでもしいきなり引きこもり生活をすることになったとしても大丈夫!という状況に自分なりに整えたところだったのですが、同僚から本日とてもありがたき耳より情報を頂けました。

「お米が安いよ!買うなら絶対今日買って!」と。

なんと、毎月第1土曜日は10%割引、さらにセール商品も割引になる!ということを教えてもらえました。

 

夜勤明けで夕方まで爆睡してしまっていて、それでもまだ眠たかったのですが…そして天気が物凄く悪かったのですが、頑張って起きて買い物に行きました!

同僚から教えてもらった品は「すぐなくなるかも⁈早く買った方が良い!」と言われてはいましたが、僕がお店に到着した時はまだかなり残っていました。めでたく、久々に日本のお米を購入しました。

僕は大体、アメリカ米やイタリア米の中粒種米を購入することが多いのですが、今回は久々の日本米を、セール価格で購入です!キロ当たりの単価は、普段購入するアメリカ米やイタリア米よりも安かったです。

お米が安くなっていた理由は、MHDです。

MHDとは、Mindestenshaltbardatumの略で、日本語に訳すならば「賞味期限」や「消費期限」です。ドイツでは、パッケージに精米日の印字がなされてあるものは、その日から1年以内と設定されていることが多いです。

実際、日本人の感覚ではお米は「精米から3ヵ月以内」が美味しく食べられるとの認識ですが、ヨーロッパで販売されている日本米は、多くが海上輸送でやって来るので、日本を出発して小売店で販売される頃には2ヵ月程度は経過しています。パッケージに「新米」と書かれてあるものであっても、航空便で運んだものでない限り、既に「新米」としての価値はないのです。と考えると、ある意味の諦めは必要かもしれません。

非常にお米にこだわりを持つ、料理人の方であったりグルメな方々にとっては、なかなか受け入れがたいものかもしれませんが、僕からすると日本米を食べられるということ自体が結構な贅沢であったりします。そして、別に記載されているMHDは気になるレヴェルのものではないので、お値打ち価格ですし、数パック購入を決意しました。

ヨーロッパで暮らすようになってからは、あまり極端に傷んでいるようなものでない限り、賞味期限とか消費期限というものは気にならなくなったような気がします。それなりに美味しいと感じられますので、問題ありません。

早速帰宅後はお米を炊きまして、久々の日本人っぽい食事を楽しみました。

今後はお得な「第1土曜日」を狙って、アジア食を楽しみます。

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