日本では、オリンピックニュースが連日頻繁に報道されています。疫病蔓延下で、オリンピックを開催すべきかどうかの議論が止まないままではありますが、運営側や開催地である東京としても、どうにか開催に向けての最終調整が行われています。今回は、オリンピック前の日本でのニュースについて書きます。

目下日本に滞在中のIOC会長・トーマスバッハ氏に対して、日本国民が怒っているというニュースが報じられています。彼の発言がニュースやSNSで多く紹介されていて、コメント欄にはかなり辛辣な批判的コメントが多く寄せられています。

ネットニュース記事のコメント欄で目立つコメントは、オリンピック反対派の意見で、彼が何か発言をすればほぼ炎上という構図が出来上がっているように見受けられます。中でも特に大きかったであろう炎上は、バッハ氏が「日本国民」と言うべきところを、「中国国民」と言い間違えたことです。この間違いは非常に致命的で、オリンピックに対して特に反対ではない層からも大きな反感を買い、このニュースは広く、そして大きく取り上げられました。

日本人は、欧米人から「どうせ中国人も日本人も変わらない」というような扱いをされることをとても嫌います。アジアやアジア人のことをよく分かっていない人が間違えることはまだ理解が出来るものの、今回は発言者であるIOC会長という立場の方が、しかも東京にいながら「中国人が最も大事である」と発言するのは「単なる言い間違え」というわけにはいきません。これは憶測ではありますが、実は東京オリンピックのことは頭になく、来年2022年の北京冬季オリンピックのことしか頭にないのでは、という指摘もありました。いずれの場合にも、この発言により、日本人のバッハ氏への印象はかなり悪くなったものと思われます。

この件に関する報道は、ヨーロッパでは少々遅れて話題となりました。ドイツ語でのニュース記事には、下記のような見出しが付いていました。

☆☆☆ドイツ語表現☆☆☆

  • sich(Dat) leisten:(無礼なことなどを)平気でやってのける
  • peinlich:ばつの悪い、気まずい
  • der Aussetzer:記憶の空白、途切れ
  • der Fauxpas:無作法、醜態

疫病の蔓延が心配ではありますが、僕は個人的には、オリンピックは「やるからには」成功を願っております。

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Von Koishi