Youtubeの筋トレ系、ダイエット系の動画を見ていますと、割と多くの動画内で紹介されているテーマがあります。それは「ジムの継続率」についてです。ジムに入会してから1年以上継続してトレーニングを行っている人の割合はわずか4%程度と言われているようです。僕は一応1年以上頑張れていて、充実しております。今回は、「モチヴェーション維持の秘密・秘訣」について書きます。
まず、多くの動画で紹介されている「3ヵ月後のジムの継続率30%」「1年後ジムの継続率4%」などというショッキングな数字についてですが、肌感覚で納得出来るところがありました。僕が40歳になる直前に「健康的な40代を!」と宣言し、とあるミュンヘン市内にはたくさん拠点がある格安フィットネスジムに入会しました。それに触発されて、同僚の数人が僕と同じジムに入会しました。一緒にトレーニングに行くことはなかったですし、住んでいる場所がそれぞれ地域が違うので、メインで通うスタジオも違います。トレーニング中に出会うことはなかったのですが、最初の頃はトレーニングの話で職場で盛り上がることもありました。しかし、同僚たちと会う度にトレーニングジムへの不平不満を聞く機会が増えてしまいました。そしていつしかジムやトレーニングの話題はなくなりました。ある日、僕が運動着を来て職場を出る際に「あれ、まだ続いてるの?君は偉いね!こっちはもうジム解約しようかなと思っているよ!」と知らされました。僕がジムに入会してからまさにちょうど3ヵ月くらい経った頃でしょうか、僕の他にいた4人の同僚たちはジムを退会すると言い始めたのでした。5人いたジム会員が1人になってしまったので、母数が非常に小さいですが、計算上ジムの退会率は80%(残った僕は20%側)ということになります。
よくよく話を聞いてみると、同僚たちは「いつ辞めるか分からない」ということで、契約期間の縛りのない代わりにやや月額使用料が高めのプランに申し込んでいたようでした。結局続かなかった現状を見て「良かった、高くてもすぐ辞められるプランにしておいて!」と話していました。僕は自分自身にプレッシャーを与える為に、2年間の契約縛りがあるプランに申し込んでいました。契約期間縛りがある分月額使用料が最も安いプランでした。もし同僚たちが1年間や2年間の契約縛りがある契約をしていたとしたら、もしかしたらもうちょっとは頑張っていたかもしれません。
心理学の分野で言われていることですが、人間は損をしたくないという思いが働くようです。心理学用語で「損失回避バイアス(Loss Aversion)」や「サンクコスト効果(Sunk Cost Effect)」という言葉がこの場合に該当しそうです。契約期間縛り、解約制限があるプランに申し込むことで、「月額使用料を無駄にしたくない!」だとか「今ここでトレーニングに行かなくなったらこれまでの努力や掛けた費用が無駄になるだけ!」と思い、どうにかこうにかトレーニングを継続しようとするのです。僕自身も正直、色々ありましたけれど、今ここで辞めるわけには行かない!と思い留まることが出来ました。
また、僕自身が気を付けたことは「完全に習慣化をすること」でした。ジムに行くことを生活のルーティーンにしてしまい、気分や外的な条件に左右されないようにしたのです。具体的には、まず「ジムに行くこと」が億劫にならないようにするため、夜勤の仕事を終えて、そのまま早朝ジムに向かう!ということを徹底しました。僕の仕事はほぼ毎日同じような仕事内容なので、何となくパターンが読めるのですが、身体の調子と言うものは一定ではありません。仕事が終わった頃には、大したことをしていない、特に業務量が多くて忙しかったわけでもない日に限って、とてもしんどく感じてしまう日もありました。体調や気分がどんな状態であっても仕事後にジムに行く!ということを徹底しました。職場に行くのもジムに行く準備をし、服装も体操服のような服で出勤しました。同僚たちから「お、頑張ってるね!」などと声を掛けられると、本当はもう今日はしんどいから帰ろうかななんて思った日でも頑張れました。
実際ジムに行きますと、早朝にも関わらずかなり人でごった返している日が結構ありました。僕はどうにか空いているマシンを見つけてトレーニングするも、周囲の人たちは結構色んな人たちに声を掛ける人が多く「次そこ使いたいんだけど、いつどいてくれるの?」と相手をどかしてでも自分のトレーニングを優先していました。僕は最初は「今始めたばかりだから…」とか「もうちょっと待って!」と自分のペースを保っていたのですが、まるで僕が行くところ行くところをついてくるようにわざわざ話し掛けてはどかせようとしてくる、そしてやたら話し掛けて来るとある奇妙な女性に絡まれるようになり、職場から最も近く行きやすかったスタジオに行くのは止めることにしました(爆)
僕が契約したジムは、「契約したその場所」だけでなく、同じ系列の他のスタジオに行くことが可能です。他のスタジオを色々巡ってみて、雰囲気が良さそうな、広さも十分あって満足行くトレーニングが出来そうなところを見つけることが出来ました。仕事が終わった後の移動距離が伸びてしまいましたが、これも通っているうちに見事習慣化することが出来ました。複数のスタジオに、色々な時間帯に行ってみて分かったのですが、場所によって客層が違い、混み合う時間帯にも差があるようでした。「お気に入りの場所」を見つけた後は、何の苦もなくトレーニングを楽しく継続出来るようになりました。
自分自身の身体の変化はそう分からなかったのですが、トレーニングを続けているうちに、周囲からフィードバックを貰える機会が徐々に出て来て、それがモチヴェーションに繋がりました。かなり久々にあった友人たちから「あれ、ガタイ良くなったよね?!」だとか、割と頻繁に会っている同僚からある日突然「結構痩せたしセクシーになったよね!」と言われて、かなり気持ちの面で上がったように思います。そういったことで女性の同僚たちと盛り上がっていると、ジムを既に辞めてしまった男性の同僚が羨ましそうに「あ、こないだ辞めちゃったけどまた別のジムに登録しようかな~」なんて言い出しました(爆)またその男性の同僚からも「すごい頑張ってるよ!かなり変わったよ!」と言われ、嬉しい気持ちになりました。
そういえば僕が契約していたジムが吸収合併され、入場の際に必要なカードが、リストバンドタイプに変わりました。このバンドでジムに備え付けのロッカーの施錠/解錠も出来るようになりました。従来のカードタイプのものよりも便利になったし、見た目も格好良くなったので、ジムを解約してしまった同僚たちに自慢してみました。
「それめっちゃ格好良いー!」「いいなー!」と言われ、またまた気分が上がりました。
ジムが吸収合併されたことにより、利用出来るスタジオの数も一段と増えました。やや離れた違う街のスタジオを訪れてみたり、僕は気分転換をしながら楽しく続けております。
最近、インスタグラムで格好が良いトレーニングウェアが紹介されていたので、買ってみました。ジムで出会った人に「そのトレーニングウェア良いね!」「どこで買ったの?」などと言われる機会もあり、ますます気分が上がってジムに行くことがすっかり「揺るがない習慣」となりました。
自分の意志力だけに頼らない方法で、「当たり前のことにする」ことで比較的簡単に習慣化に成功することが出来ました。また、習慣化に当たり、周囲の評価も非常に重要だなとも思いました。僕の周囲には非常に僕の気分を持ち上げてくれる人が多かったので、今後僕も何かに頑張っている人たちに対して、前向きな言葉を掛けてあげようと思ったのでした。