ここのところ、僕の中で日本の「とある場所」が大ブームです。今回は、ミュンヘンで食べられる日本のソウルフード「あきたかた焼」について書きます。
広島県北部に安芸高田市という街があります。この市は、かつての高田郡吉田町、八千代町、美土里町、高宮町、甲田町、向原町が合併し2004年に誕生した市です。戦国大名の毛利元就のゆかりの地として知られる場所のようです。僕は個人的に、この街には特に縁もゆかりもありませんが、今現在安芸高田市の市長(第4代目・石丸伸二市長)がかなりメディアや動画サイトで話題となっており、安芸高田市について見聞きする情報が増えて行くに連れ、段々と興味が湧いて来たのでした。
安芸高田市では、入城500年記念あきたかた焼きコンテストを実施、そのコンテストにおいてグランプリとなったレシピを基に考案したお好み焼き「あきたかた焼き」を広める活動をされています。そのあきたかた焼を提供してくれる認証店を2023年9月より募集しているそうです。
「あきたかた焼き」認証店を募集します!
目的
入城500年記念あきたかた焼きコンテストにおいてグランプリとなったレシピを基に考案したお好み焼き「あきたかた焼き」を提供する事業者を認証することにより、市民及び観光客等に広く周知を行い、「あきたかた焼き」の普及振興を図ることを目的に認証店を募集します。
URL:https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/syoukou/w158/
あきたかた焼の認証店は、広島県内のみならず、既に日本国内様々なエリアへと広がっています。さらに、既に日本国外でも取り扱い店舗があるようで、そのうちの1つのお店がドイツ・ミュンヘンにあるというから驚きでした。
ミーハーな僕は、早速お店を調べて行ってみることにしたのでした。
ミュンヘンで「あきたかた焼」が食べられるお店は、以前別の記事で紹介致しました「SAM 寿司と肉」というレストランです。「SAM 寿司と肉」はミュンヘン市内に複数店舗があるチェーン店で、「あきたかた焼」が食べられるお店は、以前紹介したレストランとは別の店舗です。
席に案内頂き、メニューを渡された瞬間、早速「あきたかた焼」が目に入りました。ミュンヘンの物価からすると仕方がないのかもしれませんが…25ユーロとはなかなかなお値段のようです。しかし、これを食べるためにわざわざやって来たので、迷うことなく注文しました。
本日夜勤があるので、ノンアルコールビールとともに「あきたかた焼」を注文しました。「あきたかた焼」は、僕が当初想像したものよりも結構大きくてヴォリューム満点な姿で登場しました!正直、割としっかり量を食べる僕にとっても、他に何も食べられないくらい結構お腹いっぱいになる量だったかもしれません。
「あきたかた焼」は、いわゆる「広島焼」をベースにしたものなので、焼きそばやキャベツがしっかり入っています。思い返して見ると、関西のお好み焼きは平べったいですが、いわゆる広島焼は、焼きそばのお陰でかなり立体感、ヴォリュームがあるものでした!なのであきたかた焼きもなかなか食べ応えのある感じの量で提供されるのはある意味納得です。
あきたかた焼きの公式レシピはありますが、実際は各お店ごとのアレンジもあり、さまざまな土地で展開されている認証店ごとの違いも楽しめそうです。
僕が今回ミュンヘンで頂きましたあきたかた焼への率直な感想は、
美味しいが値段は高め
2〜3名で1枚シェアして食べること推奨
という感じです。
何より、ドイツ・ミュンヘンで広島風お好み焼き、しかも珍しい「あきたかた焼」が楽しめるので、粉もんファンの方には是非推奨したい一品です。
ちなみに、何故あきたかた焼をミュンヘンで?と思ったので、とても感じの良さそうな男性スタッフに伺ってみました。残念ながら、彼自身は知らないとのことでした(笑)ただ、調理場には日本人スタッフたちが働いていらっしゃるそうで、その中に安芸高田市、または広島県とご縁がある方がいらっしゃるのかどうかは分かりませんでした。
もし店内に広島のご出身の方がいらっしゃり、故郷の宣伝の為に頑張っていらっしゃるならば素敵だなと思いますし、僕のように別に安芸高田市に縁もゆかりもない人でも石丸市長ファンの方で、面白そうだしミュンヘンで安芸高田をアピールしたい!という方がいらっしゃるということでしたら、僕はミーハー石丸市長ファンとして、あきたかた焼を食べて応援したいなと思ったのでした(笑)
ご興味のある方は、是非行ってみてくださいね。
☆☆☆レストラン情報☆☆☆
- レストラン「SAM sushi and meat 寿司と肉」
- 住所 Volkartstraße 32 ,80634 München