毎月29日は「肉の日」!ということで、僕にとって月に一度贅沢をする(特に、肉を食べる!)日と決めております。今回は、食事を楽しんで来ましたレストラン「Augustiner-Keller」について書きます。
まずこのレストランに行こうと思ったきっかけは、昨年からの憧れでした。昨年8月に仕事が決まり、ミュンヘンに移住をするとなった際、すぐにアパートが見つからなかったので、家探しの期間中は某格安ホステルに宿泊していました。割と長く宿泊したホステルから職場に向かう途中、いつもこのレストラン前を通り過ぎており、素敵な雰囲気を見ては「いつか行きたいな」と思っていました。だいぶ時間が経過してしまいましたが、今日ようやく実現したのでした。
ミュンヘンを代表する有名なビールブランド「Augustiner(アウグスティーナー)」の醸造所兼レストランで、この場所は19世紀前半から現存する「ミュンヘン最古の醸造所」とも言われています。場所は、ミュンヘン中央駅から十分徒歩圏内で行ける場所で、観光名所の集まる中心地からは方角を異にするものの、行きやすさの面では抜群です。
このレストランの名前は「Augustiner-Keller(アウグスティーナー・ケラー)」と、Keller…地下室?と思いますが、本日は天気が良いですし、何より通りに面しているビアーガーデンが素敵な雰囲気です。ビアーガーデンを楽しみにいらっしゃっている方も多いはずです。僕は少なくともそうでした。
ビアーガーデンは「セルフサーヴィス」となっているようで、外のカウンターで注文をして好きな席に行くスタイルのようでした。結構バイエルンの民族衣装を着た団体が次々とやって来ていて、雰囲気は良さそうにも思えましたが、座席のキープが大変そうで、これは1人ではちょっとなと思い、サーヴィス付きのレストラン側に行くことに致しました。
天気がとても良く、気持ち良かったので外席で食事を頂くことにしました。気を付けなければならないことは、ドイツでは「ここ空いている!」と思って、勝手に座ってはいけないことです。
店員さんに確認したところ「どこでも良いよ」と言われました。座席を見渡し、お、素敵な場所発見!と思って座ろうとしたら小さい「Reserviert(予約済み)」という印がありました。「どこでも良くないがな!」とか思いながら、他の座席を探しました。こういうことは割とよくあります(笑)実際、本当は予約席ではなくてお店側の都合でわざとブロックしている席もあるので、どうしても希望のある場合は一度お願いしてみても良いかもしれません。
ミュンヘンのレストランは、基本的にビールは1リットルサイズ「マスビアー」が主流です。昨日、久々に1リットルを飲んで見事に酔っ払ってしまったので、今日は大人しくWeißbier(白ビール)を頂きました。白ビールであれば、500mlサイズで楽しめます。Augustinerブランドのビールは、ドイツ人たちの間でも非常に美味しいと大人気です。実際に僕自身も飲んでみて美味しいと思って、ミュンヘンに移住後Hellesビールは結構な確率で飲んでおりますが、白ビールはあまり飲んだことがなかったので、今回頂いてみたのでした。
そして料理は「Schmankerlplatte」を注文しました。
das Schmankerl:おいしいもの、特別な楽しみ、素晴らしいもの
料理の名の通り、贅沢なワンプレートが運ばれて来ました。肉料理も十分美味しかったのですが、久々に食べるじゃがいもの団子「Knödel」も美味しくて感動的でした。以前住んでいた街で知り合った、バイエルン出身のドイツ人の友人から「Knödelが美味しいドイツレストランは他の料理も美味しいし間違いない!」と教わったことがありました。Knödelが美味しかったので、このレストランの料理はきっとどの料理も美味しいはずです!実際に、観光客よりも地元っぽい雰囲気の人たちが多く見受けられたように思われます。実際、歴史も非常に長いレストランですし、今もなお地元の方々から愛されているいわば「お墨付き」レストランなのでしょう。
ところで、HPを確認したところ、やはりこのレストランは、レストランの名前の通り「地下室」が有名です。写真を拝見したところ、幻想的で、しかも歴史が感じられる雰囲気がとても楽しめそうな雰囲気でした。今回は天気の良さと、以前大きな通り(Arnulf通り)側から見ていた景色が忘れられなくて、外席で食べたいと思っていましたが、次に訪れる際は是非「Keller」で、雰囲気を味わいながら、食事やビールを楽しみたいなと思ったのでした。
ご興味のある方は、是非行ってみてくださいね。
☆☆☆レストラン情報☆☆☆
- レストラン「Augustiner Keller」
- 住所 Arnulfstr.52,80335 München