【D】旧家主の逃亡劇

Leben

ミュンヘン市内のアパートから現在の住まいに引越し、半年が経過致しました。今頃は精神的に落ち着いていたい時期でしたが、ここでまさかの事態が発生してしまいました。今回は、旧家主の逃亡について書きます。

僕は現在、某Mieterverbund(賃借人協会)にお世話になっております。月々の支払いが発生しますし、法的な業務をお願いすると都度手数料が発生してしまいますが、そう大きな金額ではないことと、やはり加入しておくと心強いものです。特に、僕が以前住んでいたミュンヘン市内某所のアパートのオーナーのような、不誠実な対応をしてくる人を相手にする場合は有効かと思われます。

以前某Mieterverbundより問い合わせの手紙を書いてもらいましたが、返信がなく、無視され続けているとのことでした。旧アパートの退去から半年が経つ頃なので、敷金返還請求も併せて再度手紙を書いてもらいましたところ、本日信じられない回答が届きました。「先日こちらから手配した書留書類が、本日宛先不明で返送されて来ました。先方の正しい住所をお知らせください」というものでした。ドイツの書留にはいくつか種類がありますが、今回の書類は、送付日を証明してくれるEinschreiben Einwurfという形式で送付されました。この場合は相手方の受取サインは必要なく、受取拒否ということはありません。返送された理由は、住所が不明なためとのことだったので、恐らく僕の元家主のS氏(仮名)は、お引越しをされたと思われます。

このように、相手がこちらに連絡もよこさずに手紙が送れない状況となってしまいますと困ったものです。こういった場合に取れる手段は、ご存知でしょうか?

一般的な方法は、市役所での「住民登録照会」(Einfache Melderegisterauskunft)です。これは、手数料が発生しますが、連邦住民登録法(§ 44 BMG)に基づき、他人の現在の登録住所を市役所に問い合わせることが出来ます。相手がドイツ国内で正しく引越し手続き(Anmeldung)を行っていれば、この方法で新住所が開示されるのです。

僕の元家主・S氏(仮名)は、僕がアパートを解約した今年の上旬の時点では確実にフランクフルト市内にはいたので、今回の僕の問い合わせ先は、フランクフルト市内の住民局宛となります。フランクフルト住民局のオンライン申請をしようとしますと、ここで問題発生?!

問い合わせたい相手の生年月日が必須項目となっているようでした!元家主・S氏(仮名)の生年月日なんぞ知らん!ということで、フランクフルト市に問い合わせました。すると、申請書類のフォームが送られて来て、紙で申請をするようにとのことでした。

手数料に関しては、オンライン申請だと6ユーロで、クレジットのVISAカードもしくはPaypalにて支払い可能とのことでした。紙での申請の場合は10ユーロだそうです。

今後はスピードを上げて、逃げ回る家主を追い詰めて行きたいので、すぐに手数料を支払い、紙での申請も早速済ませました。さて、どのくらいで結果が知らされるものなのでしょうか。今から楽しみです。

ドイツのアパートの敷金返還については、なかなかお金を返してくれない家主がいるとやたら問題になる点です。僕は今まで15年以上ヨーロッパに暮らしていて、今まで何度も引越しを繰り返しましたけれど、こんなにスムーズに行かなかったことはありませんでした。僕が敷金で支払った金額は1800ユーロ程ではありますが、結構な金額です。

どうにか2026年内には返還されますように!

それにしても、こんなに露骨に無視、敷金もさっさと返さずに逃げ回ってらっしゃる家主って怪し過ぎます。訴訟手続きも迅速に行えるよう気合を入れて準備するようにします!

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