怒涛の夜勤の連勤が終了し、今日から連休です。今回は、「新しい休日のお供」について書きます。
本日は日曜日、ドイツではほとんどお店が閉まってしまうので、昨日のうちに買い物を済ませておきました。そして、連勤が終わったら飲もう！と思って冷蔵庫で冷やしていたものがありました。それは…。
ノンアルコールビールです。ノンアルコールビールを買ったのは…何年ぶりでしょうか。最後に飲んだ記憶は、相当前なような気がしています。完全に記憶がございません。
現在通っている語学学校の授業で、テーマが新しく「Technologie」になりました。
die Technologie: テクノロジー、科学技術、工業技術、応用化学
die Technik: 科学技術、テクノロジー、工学、専門技術、（芸術・スポーツなどの）手法、技法、テクニック
まずこれらの単語を聞いたときに思い浮かぶことは？ということをクラスメイトで話し合ったところから授業が始まりました。
僕としては、ぱっと発展著しいIT業界のイメージしか思い浮かびませんでしたが、古く遡ると、今自分が当たり前のように利用しているもののほとんどは、昔の方々が発明・発展させて来た「技術」の賜物です。当たり前に色々なものがある世の中に生まれたので、ついついありがたみを忘れてしまいますね。そんな中ドイツらしく？ビールの歴史についての話になりました。
授業で配られたプリントの中に、「重要な技術」というカテゴリーで単語が色々と書かれてありました。コンピューターや電話、鉄道などの工業製品が並ぶ中、「das Bier」という記述があり「何でここにビールが！」と、即クラスメイトの注目の的となりました。とある生徒が、
「昔は生水が危険で、ビールは保存も効くし栄養価も高かったので、ビールの製造には重要な意味がありました。ビールの製造も重要なTechnologieです！」
と発表し、全員を頷かせました。
確かにそうですね、ビールは昔は今以上に非常に重宝されたものでした。歴史も紀元前3000年頃のメソポタミア文明にまで遡ります。今の僕にとっては「楽しみの1つ」で嗜好品のカテゴリーなのですが、このようにして歴史を学んで昔を振り返るというのは興味深く面白いものですね。
ビールの栄養価の話になった際に、先生が「ビールは栄養たっぷりで素晴らしい飲み物です！ドイツには色々な種類があるし、是非試してみてください。アルコールはあまり身体に良くないし、私はほぼ毎日ノンアルコールビールを飲んでいます！」とおっしゃいました。そこでビールが無性に飲みたくなってしまったのと、ノンアルコールビールが気になったのでした。
つい先日、仕事終わりにビールが飲みたくなって飲んだ際、普段は酔わないような飲み慣れたはずのビールで酔っ払ってしまいました。宿題や予習をするつもりが出来なくなり、困ってしまいました。その日の体調の影響だったのでしょうか。でもまた別の日もかなり酔ってしまい、よく眠れてしまったので、自分の中でビールはしばらく封印することにしたのでした。
でもドイツに暮らしていて、しかもビールで有名なミュンヘンで暮らしていてビールを飲まない生活って寂しいものだなと思っていた際に、先生からノンアルコールビールの話題が出て、栄養価も高いとドイツ人の先生も推奨していらっしゃることだし「よし、買うか！」となったわけです。
普段行くスーパーではないのですが、少し離れたLidlにてノンアルコールビールとおつまみを購入しました。店頭に並んでいたノンアルコールビールがこの種類しかなかったのでとりあえず購入してみました。おつまみは、僕が大好きなピリ辛サラミです。色々試したのですが、このOSTER MEIERというメーカーのもの（Lidlで販売されているもの）が一番好みなのです。
かなり久々に飲んだノンアルコールビールは、やはり物足りない感じがしたのと正直「美味しい！」とはちょっと言い難い感じがしました。ノンアルコールビールって、こんなものでしたっけ。そのうち慣れたり「美味しい！」と思えるものと出会えたりするのでしょうか。
とりあえず2缶飲み終わっての感想としては…さすがノンアルコールビール！全く酔っ払ってはいないので、勉強には支障がなさそう！ということでした。そりゃあそうですね。ただ、ドイツの「ノンアルコールビール」は、少々アルコールが入っていて完全にゼロではないものもありますからね。
スーパーによって品揃えは違いますし、今後別のスーパーに買い物行った際、順次色々な種類を購入して、試してみる予定です。
試験が無事に終わるまでは、酔っぱらわずに真面目に勉強に集中してみます！
