新しい何かを始めることは思うよりも容易ではありませんが、始めてからそれを継続することはもっと難しいものです。今回は、「朝活危機」について書きます。
先日ようやく重い腰を上げて図書館に行き、ドイツ語の勉強の楽しさをまた再認識、また頑張ろうと気合を入れ、その翌日には朝活習慣宣言をした僕ですが、始まって早々やらかしました。昨夜のうちにはもう今朝の来館予約を入れていたので、夜勤明けにすぐまた図書館にいくつもりでした。今朝は勤務終了後にも職場用の品物の買い物をしなければならなかったことと、用事を思い出し、一旦自宅へ戻りました。自宅に到着した瞬間睡魔が襲い、ちょっと休憩しようと思い横になってしまったのがいけませんでした。そのまま結構長いこと寝てしまい、目覚めたのは昼12時半頃でした。朝活習慣、早速終了のお知らせです!(爆)夜勤の仕事を終えたら即、余計なことはせずに職場からまっすぐバイエルン州立図書館に向かっていれば良かったのかもしれません。これは早速大きな反省点です。
以前語学学校のStufe5(C1-1)クラスに通っていた際、14時開始のクラスに割り当てられたので、夜勤後は即帰宅して就寝、目標は11~12時には起きて予習であったり宿題を済ませてから語学学校に行く、というルーティンを組むつもりでした。最初の頃はどうにか出来ていましたが、宿題や配布プリント、ポータルにアップロードされた課題、教材情報等が多く、書類整理にも時間が取られるようになり「時間が足りない!」という状態になりました。またその当時は、まだ慣れていなかった仕事の疲れもあり、理想としていた時間に起きれなかったことが何度もあり、語学学校の授業には無遅刻無欠席で参加することが一応は出来たものの、何の準備もしないまま地下鉄に飛び乗って学校に行くこともしばしばありました。宿題の量は多かったのですが、先生が翌日授業中に特に解説をくださるわけでもなく、「各自で答え合わせしておいてください」と単なる模範解答だけが書かれたプリントを渡すだけの方だと分かったので、出来なかった分の宿題は「また時間があるときにやろう」と後回しし過ぎ、量が膨大になり途中から追いつけなくなってしまったのでした。
来週から参加予定のStufe6(C1-2)クラスは、9時からのクラスなのかまた14時からのクラスになるのか不明ではありましたが、前回Stufe5(C1-1)クラスの際と同じ失敗をしないために、夜勤後に寝ないで勉強する方法に変えてみるのはどうか、という思いから「朝活」を始めるに至ったのです。科学的にも、寝る前に勉強するのは、寝ている間に脳内で学習した内容が整理されて、記憶にも定着しやすく、勉強効率としては良いことだと言われているようですし、生活リズムを変えて試してみたかったのです。
イメージとしては下記の通りです。
- 夜勤→帰宅後即就寝→勉強→語学学校→勉強(※)→夜勤
- 夜勤→寝ずに勉強→語学学校→帰宅後即就寝→夜勤
※勉強出来た日もありましたが、ほぼ出来ずに再度寝てしまったり、ダラダラ起きていたりが多かったです。
上記の1のパターンは失敗だったと思うので、新たに「朝活」のアイディアを取り入れて、2のパターンを試すことにしたのでした。クラスが午前のクラスか午後のクラスか、どちらに当たるか分からない状態で、9時開始のクラスに当たる準備もしておく必要があります。夜勤の仕事終わりに気が緩んで寝てしまったりなんかすれば、授業すらまともに参加出来ず仕舞い、1のパターンより酷い結果になり得ます。
そういえばまだ語学学校からどのクラスになったか連絡がないな、とバイエルン州立図書館に向かう途中に思い出し、語学学校に催促のメールを送ることにしました。金曜日は語学学校の受付時間が短いので、急いでメールを書きました。一応C1-2レヴェルのクラスに参加する者として、語学学校にあまりにも恥ずかしい文章は送れない…ということで、辞書で文法を調べたり、やはりこの言い回しを使用した方が…などと迷いが出て、1通のメールを送るのに随分時間を掛けてしまいました。テストの回答用紙を提出する前もそうですが、自分が書いた文章は一度本当に見直した方が良いです。実際、書いている時のテンションと、書き終えて一旦冷静になって見直す時の心持ちは全く違います。メールも送信ボタンを押す前に読み返すと、「あ、危ない危ない!変な間違いをしていた!」と自分の誤りに気付けることが多いものです。
ようやく一応納得出来た文章が書けたと思ったら、今度は携帯電話の電波が悪くメールが送れないという状況になり、電波が安定したところで送信しました。すると、メール送信画面が消えた瞬間にメールを2通受信しました。なんと、語学学校からクラスの案内が届いていたのでした。何というタイミング!催促メールを送らなければ良かったと思っていましたが、その即数秒後に「再送しますね」と語学学校のご担当者様よりご丁寧なメールが届きました。
気になるクラスについてですが、何と今回は午前9時スタートのコースに決定したようです。ちょうど「朝活」を意識したところで、まさかまさかのという感じです。午前のコースに参加するとなれば、それこそ夜勤明けに絶対寝てしまわないように、そして上記2のパターンのルーティンを即実行&確立せねばなりません。
本日の「朝活」は大寝坊しましたが、図書館の予約は8時~16時までという枠なので、取り敢えずバイエルン州立図書館には向かいました。トレーニングジムに新しく通い始めるような方々もそうかと思われますが、その日のコンディションが整っていなかったとしても、取り敢えずその場所には行く!と決めてしまって行くようにすれば、習慣化はしやすいようです。開始早々やらかした「朝活」の復活、安定した習慣となるよう、これから努力の日々が続きます。
それにしても、仕事終わりすぐの時間は眠たい日と、目がしっかり冴えている日の差が激しいかもしれません。本当は時間が惜しかったのですぐに勉強に取り掛かるべきでしたが、眠気が激しめだったため、図書館内のカフェで一服しました。カフェ休憩をしたところでやる気スイッチがちょうどオンになり、勉強を始めたのでした。
向こう2ヵ月「集中コース」をしっかりと、無遅刻無欠席はもちろん、しっかり良い成績で終了出来るよベストを尽くします。