マイル/ステータス修行の旅を終えて、無事にドイツの自宅に戻りました。今回は、エーゲ航空ゴールド会員資格防衛について書きます。
昨日の記事にも書きました通り、ゴールド会員資格を手に入れたはずが、システム上の遅れの影響でシルヴァー会員にダウングレードされてしまいました。エーゲ航空のコールセンターの方によれば、昨日の時点で「早ければ今日には…」と言われていましたが、帰りのフライトの搭乗時の時点では「シルヴァー会員」となっていたのでした。面白いことに、スマートフォン上の搭乗券のデザインもシルヴァーでした。
アテネ空港では、ゴールド会員資格があればFast Trackを利用出来ますが、シルヴァー会員では利用が出来ません。朝はエーゲ海に浮かぶ島々へのフライトが集中しており、早朝から旅行者たちの大行列が出来ていました。僕の場合は「本来ゴールド会員資格のはず…」ということで、交渉したところアッサリOKが出まして、大行列を並ばずにラクラク手荷物検査を終えることが出来ました。その後は、空港ラウンジに行きました。
アテネ空港のラウンジは、エーゲ航空の会員であればシルヴァー会員でも「クーポン」を使用して利用することが出来ます。クーポンを利用しようとすると、何も言われず「どうぞ」と言われ、ラウンジを利用することが出来ました。
シェンゲン協定加盟国内行きのBゾーンのラウンジは、疫病流行中に一時期閉鎖されましたが、その間にリニューアルして営業が再開されました。Aゾーンのラウンジのようなダイナミックさはありませんが、洗練された美しいデザインのラウンジです。朝食を頂きのんびり過ごし、接続便のイラクリオ行きに搭乗しました。
ドイツのミュンヘンに帰るのに、なぜアテネからクレタ島・イラクリオに飛ぶのか…理由は、航空券代金が非常に安かったからです。直行便との差はエコノミークラスでも200ユーロ程ありました。マイル/ステータス修行僧からすれば、安くてさらにエーゲ航空の搭乗回数も2回分稼げるということで、魅力的なところしかありません。
夏の時期、エーゲ航空は主要都市から、ギリシャの島嶼地域に臨時の直行便を設定します。偶然ではありますが、帰路のイラクリオ→ミュンヘン便が安く取れ、さらにアップグレードクーポンを利用して、ビジネスクラスに搭乗することが出来ました。
エーゲ航空のマイル/ステータス修行をする大きなメリットは、エーゲ航空アップグレードクーポンです。シルヴァー会員だと年間2回、ゴールド会員だと年間4回まで利用することが可能です。予想に反してシルヴァー会員になってしまった記念に、クーポンを早速使用しました。ゴールド会員に画面が切り替わりましたら、また新規で4回分のクーポンがもらえる見込みです。
旅行が終わり、帰宅後にメールを確認致しますと、下記のようなメールが届いていました。
無事システム上、シルヴァー会員からゴールド会員に修正されたようでした。プラスチック製カードの申請もすぐに行いました。そして、現在のポイントの状況は、
帰りの2フライトも反映され、次年度の修行では残り、「エーゲ航空/オリンピック航空に2回搭乗し、10270ステータスポイントを積算」すれば、ゴールド会員資格を維持出来ることとなりました。
今回は一度ダウングレードをされるという面白い体験を致しましたが、ゴールド会員資格を維持することが出来ました。今年2022年内にまたエーゲ航空かスターアライアンス系航空会社を利用してもう1ヵ国くらい行けそうであれば、また旅行に出掛けてみたいものです。来年9月にまたバタバタすることがないよう、余裕が持てたら素敵ですね。
エーゲ航空のマイレージプログラム「Miles+Bonus」は、面白いことにステータスポイントを購入することが可能なようです。ステータスポイントは基本的には飛行機に搭乗しないと手に入らないのがほとんどかと思われますが、エーゲ航空の場合は「購入可能」なのです。500ステータスポイント単位で、年間3000ステータスマイルまで購入可能なようですので、「ちょっと足りない」「旅行するにはスケジュール上厳しい…」というような場合に、大いに役立ちそうです。
別記事にも紹介致しました通り、エーゲ航空の一度手に入れたステータスは、一度手放してしまうと再度取得する条件は新規取得同様になってしまうので、継続して持った方が得策なのです。
疫病流行や突然始まった戦争、そしてその影響で物価の急上昇など、先行きはどうなるかは分かりませんが、また楽しく旅行が出来、マイレージ/ステータス修行が行えたら良いなと思います。
ところで、ミュンヘン在住になってからというもの、ギリシャ人たちとの関わりが増え、ギリシャ料理を食べる機会も増えました。ギリシャ料理は、キプロス在住の頃にハマりましたが、また僕の中でのブームが再到来している感じが致します。
エーゲ航空またはオリンピック航空には、1年以内にあと2回は最低搭乗する必要があるので、改めてギリシャを旅する際は、ゆっくりギリシャグルメを楽しむ旅にしても良いかもしれません。
ここのところ体重が増加傾向にあるので、ダイエットを頑張りつつ…。