先日購入致しました、「どこに行くのか分からない」「ミステリー航空券」を利用して、旅に出掛けて参りました。今回は、その旅の様子について書きます。
今回は、オーストリア航空(OS)の航空券を購入しました。ウィーン発着のため、前泊でウィーンに宿泊を致しました。今回の旅程は下記の通りです。
- VIE-PMI OS433 09:20-11:50
- PMI-VIE OS434 12:35-15:00
今回の行先は、スペインのパルマデマヨルカでした。パルマデマヨルカは、ドイツ人にとって大人気の場所で、やたらドイツ語が聞こえて来るで有名な場所です(笑)あまりにもドイツ人が来るからなのか、現地人もドイツ語を話す人たちが多く、案内表示やらレストランのメニューなど、ドイツ語対応が幅広くなされています。今回は、隣国のオーストリアからの出発なのですが、オーストリア人もドイツ語を話す人たちなので、現地で出会ったらドイツ人かなと勘違いしてしまうかもしれません。リゾート地で自分たちの言語が通じるし、きっとオーストリア人たちにとっても人気が高い場所かと思われます。
僕は今回、格安な値段で航空券を購入致しましたが、飛行機は行きも帰りも満席、完全なるフルブック状態でした。僕が今回購入した航空券は、手荷物のみ許容されており、預け荷物は有料となるはずでした。しかし、行きも帰りも両便ともに満席で、機内の収納スペースがいっぱいになってしまう恐れがあるので、事前にオーストリア航空(OS)から「無料預け荷物として受け付けることが出来ます」と案内メールが届いていたのでした。僕は機内でカオスになるのが嫌なので、早めに空港に向かい、小さなスーツケースを預けることにしました。
ウィーン空港(VIE)にて手続きは、ほとんど自動化がされておりました。チェックイン、搭乗券の印刷、預け荷物用タグの印刷、ドロップオフまで全て自分で行う必要があり、補助のスタッフが各所に数名配備されているだけの状態でした。僕自身は他の空港でも既に経験があるので、自分で手続きを行っていると、何やら係員の人がピッタリ付いて、ドロップオフのところまで誘導されました。僕の預け荷物が無料の8kgを超えてしまっているようだったので、「荷物減らしてくださいね!」と言われたのでした。本を数冊(旅行中どうせ読まない)をどかせたところでベルトコンベアが反応し、無事に受託荷物として受け付けられました。ちょっとしたオーヴァーだったようですが、機械判定なので非常にお厳しいようでした。どかせた本は手提げ袋に入れて、機内に搭乗しました。一方、帰りの方はと言いますと、従来型の有人カウンターで、地上係員の方が全ての手続きを行ってくださいました。帰りの方がやや重くなっていたはずでしたが、スルーでした(笑)
ウィーン空港(VIE)から2時間半で、スペイン・パルマデマヨルカ空港(PMI)に到着致しました。現地の天候は晴れで、気温は21度とのことでした。島の雰囲気も「南の島にやって来たー!」と感じさせられるような雰囲気で、テンションが上がりました。
僕は今回、狙ってこのパルマデマヨルカに来たわけではありません。そして、パルマデマヨルカには一時期たくさん来ていて色々知っているつもりだったので、あまり気合を入れて下調べ等しておりませんでした。どうせ今はオフシーズンだと思って、旅行間際になってホテルの値段を調べたところ、この島の中心地のエリア「パルマ地区」は軒並み高額のようでした。オフシーズンとは言え、冬でも暖かいパルマデマヨルカは一定の人気があるのかもしれません。某ホテル予約サイトにて、空港のすぐ南側のエリア「Can Pastilla」地区で安くホテルが取れそうだったので、初めて行くそのエリアにて宿泊することにしたのでした。
空港からバスで10分もしない程度で到着し、ホテルにも早めの時間にも関わらずチェックインさせてもらえました。周辺を歩くと、お店やら飲食店は色々とあり便利そうなところのようですが、かなり静かなエリアで、観光客っぽい人はそう多くなく、地元の人たちの姿を多く見かけました。それなりに多くのホテルやらホステルがあり、周辺にビーチがあるので、夏はきっともっと活気があるエリアかと思われます。今回は僕は贅沢するつもりのない格安旅行で、これまで来たことがないエリアで静かにのんびり過ごせたので、思い付き行きあたりばったり旅にしては、非常に満足度を得ることが出来ました(笑)
今回僕が予約したホテルは、格安料金にも関わらず、朝食ビュッフェが料金に含まれていました。スペインと言えば、新鮮なトマトやオレンジ(ジュース)ははずせません。チョリソもとても美味しく頂きました。
特別何かをしたわけではなく、かなりのんびり過ごし、今回の2泊3日旅はあっという間に終わりを迎えました。
ホテルから空港へはかなり近いのですが、荷物を預かるため、そして空港ラウンジに行ってみたかったので、時間に余裕を持って空港に向かいました。Priority Pass利用で、素敵なラウンジにて、出発時刻までゆったりと過ごしました。
ラウンジに置いてあったのを見て思い出したのですが、スペインはプリンが非常に美味しいのです。ドイツのスーパーには、「スペインフェア」のような企画がないと売っていません。一時期仕事でスペインに行きまくっていた頃は、スペインでプリンを食べるのを楽しみにしていたな、とふと思い出したのでした。
ウィーン空港(VIE)へは、15時に到着し、まだ外は明るかったのですが、外気温は大分冷たいようでした。気温が20度を超える南の島から、雪がちらつく国(ドイツでは積雪しておりました)に戻って来たので、環境が違い過ぎて「あぁ、楽しい旅行が終わり、現実世界に帰って来たなぁ」とすぐに気持ちが切り替わりました(笑)また仕事と摂生生活が始まります。
それにしても、久々の鉄道+飛行機での旅行は楽し過ぎました。ずっと気になっていた鉄道会社を利用出来、今回はたった1泊の前泊のみでしたが、オーストリア・ウィーン街歩きも楽しめました。また、飛行機に乗りたいな~でも最近飛行機はどこに行くにも高いし~と思っていたところ、格安で予約出来、さらに暖かいスペインでのんびり過ごすことが出来て、良いリフレッシュ旅となりました。
また機会を見つけて、「どこに行くのか分からない旅」を楽しみたいものです。