ドイツ語学校生活が一旦落ち着くタイミングにて、力試しに試験を受験すること致しました。今回はtelc C1 Hochschule受験申込について書きます。
以前の記事でも紹介致しました通り、telc C1 Hochschuleは、ドイツの大学受験の際に利用可能な語学試験です。C1レヴェル以上の語学レヴェルの証明が必要になるのですが、C1と名が付く試験が何でも良いというわけではありません。「Hochschule」と名が付くこの試験は、ドイツ国内の大学の「ほとんど」で認められているとのことです。逆に認められていないところはどこなのか気になりますが、僕が目指すミュンヘン大学（LMU）では認められています。
試験は、各認定資格を持つ語学学校で行われており、試験日は各語学学校によって異なるので、選択の幅があります。自分にとって受験し易そうな場所であったり、都合の良い時間を選べるところが魅力です。自分自身にとってちょうど良い平日の方が良いだとか週末が良いだとか、都合に合わせて受験しやすいところが素晴らしいです。僕のこれまでの経験上、語学資格の受験は、語学学校のコース終了の頃に受けるのがタイミング的に一番だと思っております。勉強する習慣がしっかりついていて、知識も増えたところで受験するのがコンディションが良さそうな気がします。少し期間が開いてしまうと、モチヴェーションを保ったり、自分を奮い立たせたりするのが案外大変という経験から、勢い良くスパッと受験してしまうのが良いかもしれません。以前B2レヴェルの試験を受験した際は、Goethe Zertifikatという資格を受験したので、Goethe Instituteに受験申込をしました。その際は、なかなか自分自身にとって都合が良い試験日程を選ぶのに苦労しましたし、今となっては良い思い出ですが、当時の自宅から随分離れた場所へ受験しに行ったものでした。
調べましたところ、ミュンヘン市内にはかなり多くの語学学校でtelc試験が実施されているようでした。そして、1つの学校内で結構頻繁に試験日が設定されているところもあり、試験日程・会場を探すのには苦労はしませんでした。
ただ、調べていて面白いなと思ったことがありました。
telc C1 Hochschuleという資格は、実施される語学学校によって試験代金が異なることです。また、試験後結果が郵送されて来るまでの日数も大きく違っていました。これは、試験会場となる語学学校内にtelcの認定資格を持つ先生が在籍していらっしゃるかどうかというところに関わっているものかと思われますが、もしも結果がこの日までに必要というような期限を意識しなければならない場合は、試験申込時にその語学学校のウェブサイトの内容を確認した方が良いかもしれません。僕は結果は別にいつでも構わないので、価格重視で選んでみました。
検索サイトにて「telc C1 Hochschule München」と検索するとかなり多くの情報が出て参りましたが、下記は、当記事掲載時現在の僕が実際に調べたまとめ情報です。
- Fokus Sprache und Seminare 190Euro
- TANDEM München 195Euro
- Speakeasy 199Euro
- Klartext 220Euro
- SPRACHCAFFEE 220Euro
もっと色々と調べましたが、以上のものがミュンヘン市内にある有名語学学校の「試験代金の最も安い語学学校ランキング」上位5位です。上述の価格は、試験代金単体の「Extern受験」価格です。つまり、試験会場となる語学学校の授業に参加していなくても良いという条件を表しています。
以前何となく調べた際はもっと安かった気がしましたが、2022年現在のミュンヘンの価格相場が把握出来ました。検索サイトで検索結果として出て来る上位の語学学校はそんなに安い設定ではなかったですので、よろしければ今後、ミュンヘンにてtelc試験を受験をご検討の方にとってのご参考になれば幸いです。
語学学校によっては、試験対策講座と試験代金がパックになっている料金設定、「Intern受験」としてやや割安になっている場合もあるようですが、語学試験の受験単体ではFokusという語学学校が最もリーズナブルでした。
語学学校の場所は、ミュンヘン中央駅から地下鉄U1、U2、U7、U8で1駅分しか離れていないところで比較的便利な場所です。試験日程の設定が非常に多くあるところも魅力的でした。
というわけで、僕はFokus Sprache und Seminareという語学学校にて試験を申込み、試験代金の入金も済ませました。仕事の有給休暇も申請、承認もされたようなので準備は万端です。
あとは勉強をひたすら頑張るだけ、です。
