【D】最強先生現る⁈

Leben

本日のドイツ語の授業は、いつもお世話になっている先生がお休みで、代わりの先生がご担当くださいました。今回は、その授業の様子について書きます。

現在お世話になっている語学学校では、実際に授業でお世話になった先生、本来の担当の先生の休暇やら病欠時の代理などでご担当くださった先生も含め、結構知っている先生は多いです。本日いらっしゃった先生は、僕にとって初めて授業を受ける先生でした。その先生のことは顔見知りと言いますか、何となく知っている、ちょっと気になる先生だったので、本日の授業は非常に楽しみでした。

授業が始まると「やぁみんな!また会えましたね!この素晴らしいクラスにまた来れて嬉しいです!」と先生はご挨拶をなさいました。どうやら先生は、もう既にクラスでは顔なじみのようでした。僕にとっては、このコース(本来2ヵ月間のコース)の後半半分しか参加していないので、「初めまして」の状態でした。語学学校内で圧倒的に少ない、そして珍しく貴重な⁈男性の先生です。

僕がこの先生の存在を知ったのは、以前僕がDSH試験を受験した際の「合格者パーティー」にてでした。合格者パーティーには、大体クラスの担当の先生方もご出席なさいます。そして生徒たちと記念写真を撮ったり、ワイワイ盛り上がります。僕がその先生を覚えていた理由は、試験の合格者のほとんどが、彼のクラスの生徒たちだったからです。しかもStufe5(C1-1)クラスの生徒がほとんどだったので、僕にとってかなり衝撃的だったのです。

語学学校内にて一般的に、DSH試験はStufe6(C1-2)クラスを受講してから受けるのが望ましいだとか、Stufe5(C1-1)クラス内で成績優秀者、先生に受験を認められた場合に受験可能とか言われています。Stufe5(C1-1)クラス内で、先生から許可云々の件は、曖昧な雰囲気ではあるのですが、Stufe5(C1-1)クラス以上の授業を受け終えてさえいれば、DSH試験には受験させてもらえるかと思われます。大体の生徒は、Stufe6(C1-2)クラスを受講後にDSH試験を受けるので、Stufe5(C1-1)クラス終了の時点で、多くの生徒たちが合格しているというのは、物凄い快挙!かと思われます。生徒本人たちが頑張ったことは言うまでもありませんが、多数の合格者を輩出したこの先生は凄腕先生⁈と思い、記憶に残っていたのでした。生徒たちに囲まれて「君らよくやったぞー!」と、とても嬉しそうな笑顔で言っている姿も印象的だったのです。

さて、そんな僕が勝手に「凄腕先生」と想像した先生の授業は、ただただ面白過ぎました。僕はこれまで色々な語学学校、コースに参加して来ましたが、こんな先生は初めて!という印象を持ちました。

非常に説明が分かりやすく、話がとにかく面白かったです。例文を色々挙げてくださるのですが、その表現がとにかく豊富で、さらに面白かったのです。授業中に問題を解く際に、教室を回りながら生徒全員の解答をチェックし、最低一言ずつ全員とコミュニケーションを取られていました。すごく生徒たちに寄り添って下さっている感じでしたし、この先生のクラスだったら楽しく勉強出来そうだなという印象を持ちました。今お世話になっている語学学校は「お受験校」みたいな雰囲気なのですが、本日お世話になった先生の授業の雰囲気は「お受験校風」「ラフな語学学校風」のそれぞれの良いところが混じったような雰囲気でした。そして、先生自身がドイツ語教師としての仕事を非常に楽しんでいらっしゃるような印象も受けましたし、僕が昨年末見た、昨年末のDSH試験合格者パーティーでの青春ドラマの一コマのようなシーンが、再度脳内再生されました。

残念ながら僕にとっては、この先生の授業は本日が最初で最後…1回きりなのでしたが、非常に有意義な時間を過ごすことが出来、感謝でいっぱいです。普段お世話になっている担当の先生が、僕にとって「ベスト」の先生と思っていましたが、たまには違う先生の授業も良いかもしれないと思ったのでした。

「夕方コース」は、全体的に僕は乗り気ではなかったですが、こうして素敵な先生の授業を受けることが出来て、十分元は取れているなと感じられるようになりました。授業時間と僕の仕事の時間との間隔が微妙で、体力的にちょっとしんどいと感じますが、試験当日までバリバリ頑張ってみます。

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