【D】ドイツ語初級レヴェルの復習

ドイツ語C1レヴェルのクラスと言えば、相当レヴェルの高いクラス…と思われがちですが、基礎レヴェルの内容を見返す内容の授業は多く存在します。今回は、僕のクラスで先生から指摘があった点について書きます。

テストを控えていらっしゃる方は、よろしければ一度下記のポイントについて復習がてらご覧ください。

  1. 0,5%、2%、30%の~などと表記する場合の文章の動詞は複数形、パーセンテージの数字は唯一、1%と表記する場合のみ動詞は単数形となる。
  2. auf Deutsch, auf Französisch, auf Japanisch… など具体的な言語名の場合の前置詞はaufで、一般的な表現の際は、in einer Spracheなどのように、前置詞はinを用いる。
  3. nach +「※場所」 ※で利用可能なのは、Kontinent(大陸名)、Länder ohne Artikel(定冠詞の付かない国名), Stadt(町の名前), Stadtteil(地区名), Haus(家), Richtung(方向・方角)のみ!それ以外の前置詞はinとなる。例: nach Japan, nach Schwabing(ミュンヘン市内の地区の名前),nach Hause, nach rechts, nach Nordenなど
  4. 「Ein man, immer man!の法則!」 文章内で主語を一般的な意味での「man」とした場合には、その後er/ihm/ihnなどの人称代名詞に化けることはない。主語がJeder、Jemandなどの場合は、その後erやsein…などの人称代名詞に変化する。
  5. 「Der Taxifahrerの法則!」Der Fahrerと書くべきか、Ein Fahrerと書くべきかArtikel(冠詞)に迷った場合は、「その場所にいるべき人、そこにいるのが当然である場合」には定冠詞を用いる。例:タクシーの場合には、タクシーのドライヴァーは「そこにいるべき人」なので、初めて話題に登場する場合のタクシードライヴァーでもDer Fahrerと表記する。
  6. 受動態のVorgangspassivかZustandpassivかの決め手は、文中にwer, wo, wie wann, warumなどの情報がある場合はVorgangspassiv(werden + Partizip2)となる。Zustandpassivの場合は、時制に注意!
  7. Wenn/Alsの文の名詞化書き換え問題では、文法上Plusquamperfektであったり、内容がvorzeitigの場合は、nach+Dativを用いる。
  8. solangeを含む文の書き換え問題の場合、意味を補うganzなどの語が必要である。
  9. mehr+形容詞のような表現はドイツ語にはないので、誤用に注意!
  10. indefinite Zahlwörter(viel, einige, mehrereなど)は活用変化に注意!

いかがでしたでしょうか。習いたての際などはきちんと理解している内容でも、実践の会話であったり、筆記テストではついうっかり…ということもあり得るので、日頃からしっかり意識しておくことが大切です。

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