【D】しつこ過ぎる同僚の攻撃

僕は現在、同じ会社内の2ヵ所の拠点に勤務しておりますが、またまた事件が巻き起こりました。今回はしつこ過ぎる同僚の攻撃について書きます。

過去に別の記事にて紹介したことがありますが、僕はとある同僚から嫌がらせを受けております。一旦落ち着いたかと思いましたが、勘違いでした(爆)その同僚は、僕とは全く部署・業務内容が違い、僕のことが嫌いであれば無視してくだされば良いのに、わざわざ積極的に関わろうとしてくるのです。僕は夜勤で、僕にしつこく嫌がらせをしてくる男性スタッフAは、早朝から昼過ぎに勤務をしています。上司は「あなたたちがシフトを被らないように」と、働く曜日をずらしてくれる工夫をしてくれているのですが、完全に被らないということは不可能です。なるべく被らないようにしてくれることで、会う機会は減り、お互い気持ち良く過ごせているかと思いきや、男性スタッフAからの嫌がらせは止まりませんでした。

本日、僕が通常通り事務作業を終えて早朝に帰ろうとした際、とある女性スタッフが僕に向かって怒鳴りつけて来ました。いきなり「ちょっと来い!早く!」と言われたので、何事かと思い着いて行くと、地下室の冷凍庫の扉が開いていると指摘してきたのでした。僕は自分の業務で全く関係のない場所、そして触れたことすらもない扉だったので、知らないと言うも、聞く耳持たれず。その女性スタッフはヒステリーに怒鳴り続けました。最初は僕は冷静に対応しておりましたが、その女性スタッフから非常に聞き捨てのならないセリフが飛び出しました。「何か嫌な問題が起こる日は、必ずお前の出社日だ!」と。僕の中で何か大きくブチブチっと切れる感覚がありました。

そうこうするうちに、僕の部署の引継ぎ担当者が現れました。そしてその人は、僕にとって非常に都合の良い人でした。あまりにも興奮が治まらない様子の女性スタッフと、感情を失ったような顔をした僕に違和感を覚えた彼女は「一体何があったの?!」とすぐに聞き取りをしてくれました。怒りが収まらない女性スタッフに対して「彼がその扉を開けることは絶対にないと思うんだけど、本当に彼がやったという確実な証拠はあるの?!」と詰めてくださり、「私は問題が起こる日は絶対彼のせいだと常々聞いているだけで、私が思う確固たる証拠はない」と証言をしたところで、怒り狂っていた女性スタッフは僕に謝罪をしてくれました。僕はもう既に事の全容は見えていました。僕と敵対する男性スタッフAが、まるで刷り込み・洗脳するかのように、彼のチームのスタッフたちに僕がいかに悪い人間かということを言い続けた結果です。僕のことが嫌いで、単なる陰口を言う程度であれば放っておこうと思いましたが、これはもう何かしら手を打たなければならない状況となりました。

僕はすぐさま、他の同僚たちにもメッセージを書いてみました。するとあっという間に「スタッフAが普段から僕の悪口及び、僕が絶対に触るはずのない扉を開けっぱなしにしている」などという噂を流していることが分かりました。最初は倉庫や地下室の扉、そして今日は冷凍庫の扉を少し浮かして帰ったように仕立て上げられたのでした。取り敢えず現場を押さえようと、朝から僕に怒鳴って来た女性とともに地下室へ移動、扉がどのような状況だったのかを確認しました。僕は以前、食品関係の仕事をしていたことや、ロジスティックの会社にいたこともあり、業務用の冷凍庫は数多く見て来た経験があります。僕の職場の地下には業務用の冷凍庫があるのですが、その扉のグリップ部分が少し緩んでいるだけで、冷凍庫自体はきちんと締まっていました。さらに、鍵を掛けて施錠して扉を固定することも出来るようだったので、僕は施錠を勧めました。諦めの悪い女性スタッフは「ここにはどうやら監視カメラが必要ね!そしたら誰が犯人か分かるし!」と言うので、そのセリフごと僕は上司にレポートしました。

そういえば最近、オフィスマネージャーから僕がちょいちょいお叱りを受けることが増えました。最近、ゴミ箱に重大な個人情報が書かれた書類が普通に捨ててある、そして置いては行けない場所に放置されていたと言う内容です。僕は自分がやったかもしれないと思えることや記憶が曖昧なことならば、反論せずに謝罪するのですが、自分が絶対にやるはずがないことについては即座に反論します。改めてオフィスマネージャーに色々と話を聞いてみたところ、第一発見者は常にスタッフAで、どうも僕が勤務した日に見つかったという報告を入れているようでした。

僕とスタッフAは、完全ではないものの、長いこと勤務日が被っておりません。ゴミ箱に捨てられていた書類や既に放置されたものとやらを、同じ日にいない人間が、どのようにしていつからそこに置かれてあること、そしてどのようにして行為者が僕限定であることを証明出来るのであろうか。何にせよ、とにかくスタッフAからの遠隔嫌がらせ攻撃が始まったようだったので、早々に手を打たなければならないことになりました。

現在の会社に入社してからそろそろ2年が経過しようとしております。最初は覚えることがそれぞれあって大変でしたが、業務になれた今、2ヵ所に勤務するのは僕にとって良い気分転換になっていると思っていました。ですが、面倒な人にロックオンされてストレスが溜まるので、僕がさっさと転職活動をした方が良いだろうか…と思うようになりました。しかし実はスタッフAは、日頃から職場やら同僚たちの文句・悪口ばかり言っているそうで「もうこんなところで働きたくない!」と何度も言っていると、複数の同僚から証言を得ました。僕自身も過去に何度か聞いたことがありました。スタッフAからのネガティヴ発言にうんざりしている同僚たちは僕に「不満があるなら彼が即辞めてくれたら良いと思わない?全員笑顔でBitteschön!!って送り出してあげるよね!」と言って来ました。そのような言葉が複数人から聞けたので、僕は徹底的に戦うことにしました。

少し調べたところ、ドイツではいじめの被害者は、労働契約の即時解除(fristlose Kündigung)や病欠の申請(Krankmeldung)が認められるとありました。僕は自ら仕事を辞めたいわけでもなく、健康だから病欠を使って休み続けるというのは有効策ではありません。今後、こちらからアクティヴに報復出来る手段を模索してみることにします。

取り敢えず上司には報告をしたので、その後何か対応を頂けそうか待つことにします。

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