【N】隔離脱走事件⁈

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オランダより、ショッキングなニュースです。今回は「隔離脱走事件」について書きます。

アムステルダム空港(AMS)付近のホテルに隔離中であった、スペイン人男性とポルトガル人女性の夫妻が、隔離場所から脱走したと報じられました。この男女は、隔離場所を離れた後、スペインに向かう航空機内で身柄を拘束されたとのことでした。

この男女は、ここ数日騒がれている疫病の新種「オミクロン」の感染者が見つかった南アフリカからの航空機に搭乗していたとのことで、隔離対象とされていました。南アフリカからの到着便2便の搭乗客計約600人のうち、61人がオランダ到着後の検査で陽性と判定されたと速報で報じられていました。

人数の多さに大きな衝撃を与えたと同時に、当ニュースに関連する記事で、オランダのアムステルダム空港での検査について色々と指摘がなされていました。

まず、陽性患者が見つかった便の搭乗者全員、互いに十分な距離が取れない場所で長時間に渡り待機を命じられたことです。長時間息苦しい状況で、マスクを外す人たちが多かった、とその場に居合わせた方々が各メディアの取材で回答されています。検査を担当する人手不足もあってか、長時間待機を余儀なくされたそうですが、非常に空気感染のリスクが高いかもしれないと言われていることから、待機場所でクラスターが起こるリスクも十分に考えられます。

また、陰性と判断された方々は、あっさりと解放された方々も多かったそうで、日本のように公共交通機関使用自粛等なく、鉄道やバスなどを利用してそのまま帰宅する方々も多かったようです。

この度大きく「隔離施設より脱走」と報じられた2名については、その後「警察や医療機関は私たちに出て行けと言ったので、午後のフライトを予約し飛行機に搭乗したところ、名前を呼ばれて身柄を拘束された」と証言していると報じられました。

このニュースが最初に報じられた際、「どうやってホテルから脱走したのかは不明」と各社で報じられており、そんなに簡単に抜け出せるものなのかと意見がありましたが、本人たちの証言通りであれば、オランダの管理体制に非常に大きな欠陥があったと言えます。

この2人のうち、1人だけが陽性だったということですが、現在は2人とも別々の病院内で隔離をされているとのことです。

オランダでは、自らが疫病の陽性であると知りながら外出すること自体は「刑罰の対象外」とされてはいるものの、「航空機に搭乗することは別問題であり、多くの人々を感染リスクに晒した」とのことで、当該男女2名は近く刑事訴追される見通しです。

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