2023年もあとわずかとなりました。ここのところ冬季鬱気味で、さらに勉強が思うように捗らずにやるせない日々が続いております。今回は「究極手段」について書きます。
現在、大学の法学部の方の授業で、ラテン語やラテン語由来のドイツ語単語に触れることが多くなりました。僕にとってお気に入りの単語は、
die Ultima Ratio:究極手段、最終手段
です。何だかとても強そうな、必殺技のような響きの音が気に入っています。僕が明らかに自分らしくいられない、そして勉強をしなければならないのに、勉強が全く手に付かない、そして決して動けないほど体調が悪いわけではないはずなのに、動きが鈍過ぎるこの現状はどうにかしなければなりません。そういうわけで「Ultima Ratio」を決行することにしたのでした。
それは、万年床と化していたマットレスを捨てることでした。
僕は現在、アパートにベッドを置いていません。今住んでいるアパートが狭過ぎて、さらに収納がないワンルームなので、ベッドを置くと身動きが取れなくなります。家賃も決して安くはなく、さらにほぼ毎年家賃が上がっていく契約となっています。そのため、さっさと引越して、引っ越した先でベッドを買おうと、今のアパートにいる間はベッドは敢えて置かず生活していたのでした。このマットレスは、以前働いていた会社の社長から、会社の不要な備品の中から頂いたものでした。引越しもせず、気が付いたらこのマットレスにも2年近くお世話になっていました。
簡単に折り畳める、さらに壁側に立てておけるマットレスなので、基本的には邪魔になることはありません。しかし、僕にとって良くなかったことは、万年床化してしまったことでした。そして、気力やら体力ともに落ち込んでいたこの頃、マットレス周りには物がごちゃごちゃと並び始め、まるでしばしばTV番組で見かける、ゴミ屋敷住人の部屋になってしまいそうな雰囲気を醸し出していました。
最近自宅アパートにいると、大して疲れているわけでもないのに、気が付けばマットレスに寝転がってしまっていることがありました。最近は、大学が冬休みに突入して行かなくて良くなった時間に、寝まくってしまっております。せっかく夜勤と大学生活の両立のために、完璧な生活リズム・習慣を作れたはずなのに、この冬休みにぶっ壊してはもったいないです。
自宅でダラダラしてしまうこの諸悪の根源を断つ!ということで、思い切ってマットレスを捨てました。アパートのごみコンテナには、十分なスペースがあり、さらば!と思いっきりマットレスを投げ入れました。しばらくした後に再度ごみコンテナを見に行くと、他の住人たちが一斉にごみを捨てたのか、コンテナは溢れ返っていました。良いタイミングに捨てることが出来ました。
実は以前、床掃除をしながら激しく模様替えをしました。机の位置や向きを変えてからというもの、何だか勉強机に向かわなくなってしまったような気がしなくもありません。
これから年末の大掃除と、縁起担ぎで風水を意識した模様替えに取り掛かってみます。
ぶっ飛ばせ冬季鬱!取り戻せやる気と自信!
をスローガンに、2023年の残りの日々を頑張って生き抜きます。