【D】語学学校生活の終了

Leben

つい先日までお世話になっていた語学学校から、メール連絡があったので語学学校に出向きました。参加していたコースの終了証書が発行されたので、事務所に取りに行く必要があるようでした。今回は「語学学校生活の終了」について書きます。

僕がつい先日までお世話になっていたのは、オンラインコースの2コースです。大学生・大学院生向けコースということで、かなりお値打ちな値段のコースで、さらに学部や専攻によっては、このコースの参加証明書で単位(ECTS-Punkte)が認められるようなのです。

単位が認められる証明書を得るためには、

  • 80%以上の出席率
  • レポート課題5/9提出
  • 授業への積極的参加・態度・レポート課題の良好な成績

が必要です。僕は一応、上記条件には当てはまっているので、証明書を頂くことが出来ます。

それぞれのコースで、かなりご立派な証明書を頂きました。

クラス参加前には「頑張って宿題は全てやるぞ!」と意気込んでおりましたが、残念ながら、体力的に・気力的に弱い部分が出てしまい、全てやり切ることは出来ませんでした。しかしながら、提出したレポート課題は、10点満点中8~9点を獲得しました。

(課題はオンライン提出で、語学学校のポータルまたはワードファイルで提出しました。その際、スペルミスや文法ミスが自動検出されてしまい、提案通り修正したものを提出していたので、やや罪悪感有!)

授業中には、一部強烈なキャラクターのクラスメイトたちもいた中、割と積極的に発言・プレゼンテーションすることも出来ましたし、僕が提出した課題レポートが授業中に紹介されることも多々ありました。なので、そこそこの成績は頂けそうという期待がありました。

優秀な成績とは言い難いですが、合格点に達しているということで、無事3単位ずつ(計6単位)頂けるであろう証明書が発行されました。

証明書を無事に手に入れ、これにて僕の語学学校生活がめでたく終了となりました。

今後の手続きとしては、大学の事務局にこういうコースを受けましたと、これらの証明書でも提出すれば良いのでしょうか。語学学校の事務スタッフには「私には分からない」と言われてしまったので、果たして僕が参加したコースは、僕の学科では認めて頂けるのか、年明けに大学側に確認することとします。僕の大学の卒業単位は、専攻(120単位)+副専攻(60単位)の計180単位なので、そのうちの6単位分認めて頂けるなら、非常に喜ばしいです。大学側にすぐに提出出来るよう、コピーしたものでも用意しておきます。そして、原本は僕の「語学証明書ファイル」へ収納されます。

ファイルの中身を覗きますと、オフィシャルに認められる試験の証明書以外にも、かなり懐かしい書類がありました。僕がドイツ移住後に初めて訪れた語学学校の参加申込書やら領収書、クラス参加証明書なども取っていたようでした。

ファイルを見て色々と懐かしい気持ちになったので、僕のこれまでのドイツ語学習歴に触れておきます。

僕は日本で大学生をしていた際(2003年春~2007年春)に、第2外国語科目としてドイツ語に触れました。週2回の授業で、「ドイツ語初級」「ドイツ語中級」というコースに参加しました。「ドイツ語上級」というコースも存在しましたが、必修専門科目と時間割が被っており履修登録出来ませんでした。しかしその必修科目の先生がしょっちゅう休講しまくりで、時間がある際は「もぐり学生」としてドイツ語クラスに参加、先生からも公認で「じゃあ次の問題、もぐり君!」と当てられることもありました(爆)僕が通っていた大学のドイツ語の先生は、ドイツ語検定(略して「独検」)3級の合格証書を見せれば、授業に一切参加しなくとも最高評価の単位はあげますと宣言されていらっしゃいました。僕は大学在学中に、独検3級までは取得しました。授業は先生に「来なくても単位はあげるよ」と言われましたが、授業にはしっかり参加し、テストも受け、履修科目は全てA判定を頂きました。

僕がドイツに最初に移住したのは2011年4月です。移住後なるべく早くに語学学校に通うつもりでしたが、人生が非常にバタバタしていまして、結局初めて語学学校を訪れたのは、2012年7月のようでした。僕が最初にお世話になった語学学校は、日本人経営の、生徒も日本人しかいないデュッセルドルフの語学学校でした。事務スタッフの方から、何故か超初心者レヴェルのクラスA1クラスに入れられ、ドイツ語を初めて習うという人たちと、ゼロの状態から一緒に学んでいました。ある日、クラスを担当した先生から「君は1人だけレヴェルが違う!何でこのクラスにいるの?」だとか「絶対このクラス退屈でしょ?上のレヴェルに行きなよ!あ、そもそも他のレヴェルのクラスは開講されてないんだっけ?よその語学学校行ったら?」などと言われ、別の語学学校に行くことになったのでした。そして2012年9月からKrefeld(クレーフェルト)のVHSのB1クラスに通い始め、2013年1月にはB1クラス参加を終了していたようでした。その後もドイツ語学校にはいくつか通っていましたが、転職やら遠く離れた街への転居など、人生がバタバタしてしっかりと語学学校に通い詰めることもなく、勉強にもしっかり集中出来たわけではないが、ズルズルと、そしてドイツ語の学習のためというよりも、新しい街での知り合いや友人作りのような目的で、かなり緩い語学学校に通っていたような時期もありました。

ドイツの大学にいつか行きたい!という目標は持っていたものの、仕事や生活がなかなか安定せず、さらには1度ドイツを離れて、キプロスでメインで生活をしていたこともありました。当然、キプロスではドイツ語は一切使わない生活となってしまい、その代わりに?ギリシャ語を勉強した時期もありました。人生に色々迷いが生じた時期も経験しつつ、キプロス生活を終えてから再度ドイツメインの生活に戻り、その後ようやくまた「大学を目指そう!」と強い気持ちが芽生え、2021年5月からデュッセルドルフの語学学校の大学受験を目指すコースに通い、ドイツ語学習を再開しました。

ところで、ドイツ語のオフィシャルな資格としては、僕は下記のものを取得しております。

こうして改めて見ると、かなりのスローペースだなと思いますが、どうにかこうにか長く勉強は続けて来られました。自分自身があまり賢くないこともあり、これまでにかなりの時間やお金、労力を費やしましたが、自分なりに頑張った結果と概ね満足しております。今現在の自分自身のレヴェルに自信満々というわけでは一切ないのですが、基礎知識は割と固まりましたし、今後「語学学校」という場所で、ドイツ語の文法を習いに行くようなコースには参加しなくても良いかなと踏ん切りがつきました。もっと早い時期・段階で踏ん切りを付ける方々が多数派かと思われますが、僕にとっては「ようやく」そのタイミングが訪れました。

2023年10月よりドイツの大学生となり、大学でドイツ語で授業を聞いているだけでも、僕にとってはそれはドイツ語の勉強でもあり、そして「ドイツ語で」新たな知識に触れる場面です。ドイツ語で新しいことを習い、逆にこれは日本語では何と言うのだろうか、そういった概念は日本にあるのか、日本語ではどのように説明されているのかと調べる機会も増えました。「語学としてのドイツ語を学ぶ」という段階からはステップアップ出来たように思います。

ちなみに、今後ドイツ語資格の最高レヴェルであるC2レヴェルには挑戦予定です。そして語学試験の受験はC2レヴェルで「最後」とします。

語学学校には新たには通わず、自力で勉強に取り組み、試験に挑戦します。C2レヴェル試験対策や試験の様子については、当ブログや僕のYoutubeチャンネルで紹介予定ですので、今後の更新をお楽しみに。

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