【D】2026年第4弾ストライキ体験談

ドイツの公共交通機関のストライキ頻度の記録の為に、と当ブログで記録を付け始めてからというもの、2026年に入り既に第4回目の大型ストライキが行われました。今回は実際に自分自身がストライキに直撃したので、その体験談について書きます。

先日ちょっとした用事及び旅行で日本を訪れておりました。日本滞在中はろくに仕事関係のメッセージやらEメールをチェックすることはなかったのですが、ドイツへ戻る日が近付いたある日、何やら同僚たちのグループが騒がしいなと思ってクリックすると、話題は公共交通機関のストライキについてでした。しかも予定日が2日間あり、かなり強力なストライキとなりそうな雰囲気のようでした。日本に長く滞在しており、すっかりストライキの存在などを忘れており、まさに僕自身がドイツに戻る日がちょうど該当日ということもあり、ある意味で楽しかった、夢のようだった快適な生活を送った旅行後、早々「現実に戻る瞬間」を体験することになったのでした(爆)

ミュンヘン空港(MUC)に夜遅くに到着し、無事に荷物を受け取った後、足早に鉄道乗り場に向かいました。周囲にいた旅行者たちは、かなり混乱しているように見受けられました。とりあえず空港から街に向かうSバーンやバスは影響がなく問題なさそうかと思われましたが、Sバーンも一部間引き運転のような状態だったようで、運転間隔に開きがあるようでした。夜も遅めの時間でしたし、そんなに人は多くはない状況でしたが、不安そうにされていらっしゃる方々や苛立たれている方々に囲まれ、どうにかミュンヘン市内中心部へ向かうSバーンへ乗り込みました。列車内では、不穏なアナウンスがドイツ語のみで次々となされ、旅行者たちの不安や怒りを煽っている状況でした。僕は一応ドイツ在住である程度のドイツ語も分かりますし、間際ではありますがストライキ状況を把握していた状況だったので不安は特になかったのですが、事前情報がない状態で「今日まさに初めてドイツに来ました!」という方々にとっては、かなり大変な状況だったことでしょう。本来ストライキに直接影響がなさそうなドイツ鉄道もダイヤがかなり乱れているようだったので、まさにカオスという言葉が相応しい状況でした。

先日別記事にて紹介しました通り、僕は最近引越しを致しました。古いアパートの解約を行う前に新居が決まった関係で、家賃の二重払いが発生している状況です。日本から色々と物品を買い込んで来ているので、理想としては新居の方に向かいたかったのですが「これは無理かも」と早々に判断し、ミュンヘン市内の方のアパートに向かうことにしたのでした。

ミュンヘン市内の方のアパートは、すぐ目の前にバス停があるので、大きなスーツケースを運んでの移動時に非常に便利です。一方、新居の方はと言いますと、ミュンヘン市内ではないのでかなり離れております。夜遅い時間帯ということもあって列車の本数も少なくなっており、1時間近くミュンヘン中央駅にて待ち時間があるような状況でした。そして、最寄駅からはトラムに乗る必要があるのですが、トラムは全面運休のため使えないですし、大きくて重いスーツケースを引いて徒歩で帰るのは、無理ではないものの厳しそうだなと思ったのでした。

Sバーンを降りてバスに乗換えをする際、バス停には「かなり間引きされています」との表示がありましたものの、ちょうど良い感じで乗りたいバスに乗車することが出来ました。そして、奇跡的に日付が変わる前に自宅に到着することが出来ました。

まさかまさかのストライキの日に帰国日が当たってしまったのですが、総じてそんなに大した苦労をすることなく旅を終えることが出来ました。これまでのストライキの状況を見ていて気付いたのですが、全面運休になる路線とそうではない路線があるようです。僕はたまたま幸運なことに、ほぼ普段通り運行されていたり、少々の間引き運転がなされていた程度の沿線に居住、及び職場がある状況でした。今回も問題なく空港から帰宅することが出来ました。そういうわけで、ストライキの「被害」を大きく受けたわけではありませんでしたが、これだけストライキの多い国に住んでいるので、今後の旅行プランや居住地の選定は慎重に行うべきだなと考える良いきっかけとなりました。

今回はアパートの二重契約のお陰で「帰りやすい方の家に帰ること」が出来て、ある意味で良い結果となりましたが、今後は空港からも職場からも遠く離れた場所のアパートに住むことになるので、どう変化するのか、ある意味楽しみです。

タイトルとURLをコピーしました