先日、ドイツ帰国以来通っておりました語学学校のドイツ語コースが終了となりました。無事にクラス最終試験にも合格することが出来ました。

今回は、ドイツ語C1クラスについて書きます。

まずドイツ語のC1レヴェルとはどのようなレヴェルか、という点について説明致しますと、クラス終了・テスト合格時には、

  • 要求の厳しい、より長いテキストの広い範囲を理解し、暗黙の意味も把握することが出来る。
  • 頻繁に単語を検索することなく、流暢かつ自発的に自分を表現することが出来る。
  • 社会的および職業的生活において、あるいは訓練および研究において、言語を効果的かつ柔軟に使用することが出来る。
  • 複雑な問題について、明確で構造化された詳細な方法で自分自身を表現することが出来る。

と評価がなされるレヴェルです。一般的には、ドイツ国内の大学や大学院で勉強したい外国人にとっては、C1レヴェルに到達することが求められています。

1つ下のB2レヴェルでも、ドイツ語の一般的な文法は習いますし、B2レヴェルの方であれば1人でも十分ドイツで生きて行ける語学レヴェルです。C1レヴェルでは、さらに複雑な文の構造であったり、特殊な言い換え、学術論文や公式な文書などで用いられるような文語を習うというイメージです。

僕がお世話になりました語学学校では、C1レヴェルは2つのクラスに分かれていました。それぞれ、C1-1、C1-2というクラス名です。習う内容は下記の通りでした。※クラスの名称や内容は学校や使用する教科書等によって異なります。

〇C1-1クラス

  • Nebensätze Nominalisierung(副文の名詞化)
  • Konjunktiv 1 & 2(接続法1式と2式)

〇C1-2クラス

  • Passiv(受動態)
  • Partizipialkonstruktionen(分詞構文)

非常に簡単な場合もあれば、意味を理解した上でアレンジが必要なものであったり、何より単語の知識量をしっかり増やしていかないと厳しいレヴェルです。文章も長くなりがちですし、C1レヴェル以上になると、作文の課題の際には、同じ表現・言い回しを繰り返すことは良くないとされております。ドイツ語の新聞やニュース記事を読んでいても、頻繁に言い換えが行われているのが確認出来ます。語彙力が求められます。また、文語表現を徹底的に学ぶので、授業を通して作文力及び読解力はかなり向上したような気が致しました。

作文に関しては、普段使いがちな単語をアレンジしてみるだけでも印象がかなり変わります。

☆☆☆例・aber(しかし)に変わる単語☆☆☆

  • allerdings
  • jedoch
  • dennoch

☆☆☆例・haben(持っている)に変わる単語☆☆☆

  • et(Akk) besitzen
  • jmd(Dat) gehören
  • über et(Akk) verfügen

☆☆☆覚えておくべき&是非使いたい表現☆☆☆

  • angenommen, dass … :~と仮定すれば
  • abgesehen davon :~ということは除いて
  • es sei denn, … :~でもない場合は
  • in Hinsicht auf et(Akk) :~の点に関して
  • Daraus lässt sich schließen, dass …:このことから~であることが分かる

文語に関しては、なかなか難しく取っ付きにくい部分ではありますが、新聞やニュース記事を読んでみたり、本が好きな人であればドイツ語の書籍を読んでみたりで慣らしていくのが良いかもしれません。

尚、ドイツ語学校及びクラスについて感じたことがありました。これまでに別の語学学校で参加して来たC1レヴェルのクラスとの違いの大きさに驚きました。

僕が以前会社員として働きながら、夕方のコースに通っていた時のことです。その当時は、1授業が45分で、習いに来ている人たちは社会人が多く、特に誰も資格試験を目指しているような雰囲気ではありませんでした。宿題もほぼなく、学校内では小テストすら行われない、会話というよりも雑談中心な緩いC1レヴェルのクラスでした。新しいこともほぼ習わず、B2レヴェルの復習という感じでした。

今回僕自身が参加したクラスは、全員ドイツの大学や大学院入学を目指している生徒たちで、C1レヴェルの資格試験であったり、大学入学のためのドイツ語試験合格を目指しているようでした。目的がはっきりしており、これまで別の語学学校にて受けてきた授業内容とは大きく異なりましたし、授業内の試験が資格試験本番並みの厳しさで緊張感がありました。先生が結構厳しく(人柄は優しい方ばかりでした!)、宿題の量が多く、大変ではありましたが、学校で教わることよりも自分で行う宿題や予習はとても大事だなと感じました。

生活や仕事に必要なベーシックな内容を学びたい方、楽しく会話を中心に学びたい方、資格試験を目指していたり、専門知識レヴェルの語学力を身に着けたい方など、目的は人それぞれです。自分の目的に合った語学学校・コース選びが非常に重要であると、この度は改めて感じることとなりました。

友人や知り合いの評判が非常に良かった学校ということもあり、受講前から非常に楽しみにしておりました。Intensivkurs(集中コース)は、短期間でしっかり学べて、さらに授業料も他の語学学校よりも比較的良心的な値段でしたし、実際、授業が終わって僕自身も満足でした。

↓僕が今回お世話になった語学学校情報は、こちらです。

Sprachforum Heinrich Heine

URL:https://www.sprachforum.de/

デュッセルドルフ及び近郊にお住いの方で、ご興味のある方は是非お問い合わせしてみてください。

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Von Koishi