【D】プレゼンテーションコースの始まり

Leben

本日からドイツ語学校での新しいコースが始まりました。先日、Stufe5(C1-1)クラスを終え、順当にStufe6(C1-2)クラスに行くべきところではありますが、次は別のコースに参加することにしました。今回は、「プレゼンテーションクラス」についてと、初日の様子について書きます。

以前参加していたクラスでは、大学入学のための試験DSH合格を目指す、筆記試験対策の勉強中心で、ほとんど会話をすることはありませんでした。今週から参加することに致しましたプレゼンテーションクラスは、その名の通りプレゼンテーションのトレーニングをするクラスです。口述試験対策としても役立つかなと思い、参加することに致しました。週に2回だけで、しかも今月中には終了するという、短いコースです。僕は来月には一度DSH受験をしたいと考えているので、しっかり口述試験で緊張しないように度胸を付けたいと思うのでした。

新しいクラスが始まる際は、必ずワクチン接種をしているかなどの書類チェックが行われます。今回のコースでは3Gルールが適用となり、ワクチン接種を受けていない生徒でも、疫病の陰性テスト結果があれば授業に参加可能となりました。学校に到着すると結構な行列が出来ており、しっかりと書類が確認されていました。僕の前に並んでいた何人かは、書類不十分で授業に参加出来ず、また、疫病のテストを再度受けるようにと言われ、語学学校が用意していた簡易キットでのテストが行われるようでした。また「快復者」としての証明書を持って来ていた生徒が「その書類は有効期限切れです」と指摘されていて、教室にしばらく入れてもらえず、先生とも色々やりとりをして授業開始は結構遅れました。

教室に一歩入ると、参加人数が多過ぎて驚きでした。そして、教室も参加人数に明らかに合っていないし、場所がおかしいだろうと思いました。まだ全員が教室内に揃っていない状態で、既に満席でした。

今回の担当の先生は、以前のクラスでお世話になった先生よりも、疫病に対してかなり厳しそうな雰囲気の先生でした。「ルール通り」「これ以外は絶対に認めません」という立場が明確な先生でした。初日から先生によって受講拒否をされた生徒が数名いましたし、言い方が結構きつめでした。授業の最初には、窓を全開に開けるタイミングの説明であったり、疫病の疑いがあれば絶対に授業に参加するなと強調して何度も言ったり、マスクが少しでもずれている生徒にバシバシ注意をなさっていました。授業の最初20分程度は、疫病に関する内容でした。

授業が始まると、クラス全員の簡単な自己紹介から始まりました。アジア人…特に中国人がとても多いクラスですが、その他の生徒たちの国籍や年齢層は非常に多様でした。興味深いことに、もう既にミュンヘン大学やミュンヘン工科大学で勉強中の学生が何人かいました。

今回の自己紹介は本当に軽く名前と国籍と、自由に一言みたいな感じで終わりましたが、次回の授業では、もっと多くの情報を入れた自己紹介の発表を、全員の前に立って行うということが発表されました。

Sehr geehrte Damen und Herren,

ich darf mich kurz vorstellen: mein Name ist…

から始まる、2分間以内のスピーチを考えるのが宿題です。なぜその学部で勉強したいのか、なぜその職業を目指したいのかなどにも言及するようにとのことです。まさにDSHの口述試験対策にもなり得るかなという感じでした。

クラス全員の前で立って発表をするというのは非常に緊張致しますし、自己紹介をドイツ語で2分間って地味に難しそうなお題だなと思いました。クラス参加人数が想像したよりも多過ぎるクラスなので、授業をこなしていくうちに緊張しなくなったり、しにくくなったりはするのかという期待を込めて頑張ってみます。

クラス初日、僕が日本人であると名乗った瞬間に、結構注目が集まったような気がしました。クラス内には日本人は1人だけです。そして色々な人が話し掛けてくれ、仲良くなれそうな人が早速見つかり、楽しく授業に参加出来そうです。

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