本日(厳密には昨日着)、とても喜ばしいメールが届いていたのを確認致しました。何と、先日提出した書類が受理され、どうやらドイツの大学へ進学出来そうです。今回は、学籍取得までの道程について書きます。
現在の僕の状態は、書類が受理されて大学への出願が認められただけの状態です。「許可されました」ということで、「Zulassungsbescheid」という書類がメールで届いていました。今後は「学籍を取得する」つまり「Immatrikulation」という手続きが必要です。正直「まだかいな!」と思ってしまいましたが、ゴールまではあともう少し!のはずです。
ドイツの大学に入学するに当たり、今後学生VISAを取得する必要がある人の場合は、ドイツ国内での住民登録、健康保険の加入であったり、銀行口座開設、学生VISAの申請・取得などが必要となるでしょうが、僕の場合はその手続きは要りません。何故なら、既にドイツに住んでいて、VISAについても「いわゆる永住権」を持っている状態だからです。
今後僕に残された手続は、
- Immatrikulation(8月上旬にオープン予定のポータルサイトより)オンライン申請
- 「Zulassungsbescheid」のコピー、オンライン申請番号と、パスポートコピーを大学に郵送
- 健康保険の加入証明の電子送信(健康保険組合に電話し、大学宛に電子送信依頼)
- Immatrikulation完了後、Studienbeitrag/Semesterbeitragの入金
- 学生証発行手続き
です。Immatrikulationsfrist(学籍取得期間)は、今年・2023年のミュンヘン大学(LMU)の場合は、9月11日~10月5日の間です。
よく「ドイツでは学費が無料」と言われていますが、セメスターごとに大学に支払う金額があります。「Studienbeiträge」や「Semesterbeitrag」と呼ばれます。なので厳密に言うと「大学」は「無料」ではありませんが、確かに「学費」という名目ではないですし、大した金額ではないので、大学への事務手数料のようなものと言えばイメージしやすいかもしれません。その金額を支払いますと、学生証の発行依頼が出来、晴れて大学生になれるというわけです。
ところで現在、僕は引越しを検討しています。僕が現在住んでいるミュンヘンのアパートのスペックは下記の通りです。
- ミュンヘン東部エリア
- 22平米
- (ミニサイズ)キッチン付き
- バスタブ付き
- 家賃月800ユーロ(共益費込み)
です。ミュンヘンのアパートは非常に高額ですが、学生用アパートに入れることになると、概ね上記同等スペックで家賃が250~300ユーロ程度安くなりそうです。場所は大学の近くであったり、大学へのアクセスが良くなる立地が多いので、魅力がいっぱいです。
「学生用のアパート」と謳っているアパートは、大学の関連の家主であったり、直接学校とは関係のない私企業や私人であったりしますが、Immatrikulationsbescheinigung(学籍取得証明書)があれば申込可能になるそうなので、こちらの手続きもなるべく早めに済ませ、今年中には引越しが出来たら良いなと思っております。学生向けのアパートでも、大して便利な場所でもなく、家具付きで今のアパートよりも家賃が高いところもあります。
これからしばらく、「大学生になるための」手続き・準備にバタバタしてしまいそうですが、楽しみながら頑張ってみます。