【D】学術的表現ドイツ語入門

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僕は現在、ドイツ語のオンラインコース「Wissenschaftsdeutsch und wissenschaftliches Schreiben C1/C2」というクラスに参加しています。このクラスでは、主に大学や大学院などの学術研究、論文等で役立つ表現、とりわけ文章を書く際に好まれる表現方法(Formulierung und idiomatische Fügung)を学びます。今回は、授業で習った重要表現、実際に大学に通い始めて、講義の中でもかなり多様されている、入門編として役立つ表現、単語を紹介します。

「XはYである」という表現は、用語であったり事柄を「定義」する際に最も重要な表現である。最も簡単な方法としては、

X ist Y.

と表現するが、以下のようなヴァリエーションがある。

  • Unter X versteht man Y.
  • X wird als Y bezeichnet.
  • Bei X handelt es sich um Y.
  • X wird als Y aufgefasst.
  • X besteht in Y.
  • Man definiert X als Y.

また、別の表現を用いて説明を補う際の表現(erläuternde Zusätze)には、以下の表現がある。

  • und zwar
  • das heißt (d.h.)
  • unter anderem (u.a.)
  • darunter
  • zum Beispiel (z.B.)
  • wie zum Beispiel
  • beispielsweise
  • etwa
  • also
  • insofern (als)
  • besonders
  • insbesondere
  • nämlich

ドイツ語C1レヴェルの試験以降、何度も同じ表現を用いる「重複表現」は加点対象とならないように、学術研究論文でも「重複表現」は「避けるべきもの」とされている。

「ich/wir-Form」の使用は、タブー視されるものではないものの、あまり好まれない。(自身で実験を行った場合、自分自身の経験則などを語る場合、主語を明確にすべき場面には許容されるが、一般的には受動態を使ったり、形式主語のesを使用され、「ich/wir」は避けられることが多い)

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