【D】バイエルン州の2G例外規定

Leben

疫病感染拡大により、ここのところ連日のように、規制がどんどん厳しくなっていく一方です。昨日より新ルールが適用となりましたが、バイエルン州政府より、早速本日11月17日付けで「例外措置」が追加で発表されました。今回は、「例外措置」について書きます。

内容としては、2Gルールが適用となる飲食店や宿泊施設についてです。12歳以上の子供、学生たちは、定期的に検査を受けることを条件に、飲食店の利用や宿泊施設の利用、スポーツクラブや音楽、劇団活動が認められることとなりました。また、職務上やむを得ない場合の出張に関しても、PCR検査結果(72時間ごとの陰性証明)を提示することで、宿泊施設の利用が可能となりました。

職務上やむを得ない場合、についてドイツ語の原文表現ではこのように表現されています。

Diese Regelung gilt für alle Aufenthalte aus beruflichen oder geschäftlichen Gründen. Es ist aber notwendig, dass der Aufenthalt „zwingend erforderlich und unaufschiebbar“ ist.

☆☆☆ドイツ語単語☆☆☆

  • zwingend:やむを得ない、余儀なく、強制的な、避けられない
  • erforderlich:必要な、欠くことのできない
  • unaufschiebbar:延期することができない

一般旅行客に関しては、ワクチン接種者及び快復者でなければ利用は出来ません。昨年2020年中は、旅行目的の宿泊は出来ないロックダウンがあり、各宿泊施設はビジネス目的かどうかの確認が行われていました。今年はワクチン接種者及び快復者については、旅行が禁止されているわけではないので「ロックダウン」ではないものの、ワクチン接種を行っていない人たちにとっては、状況としては、ほぼロックダウンに近いものとなっています。

昨夜は夜勤でしたが、夜中ずっと通りを宿を求めて徘徊している人たちの姿を見ました。今朝、夜勤明けで歩きながら帰宅中、銀行ATMやビルの隙間で寝ている方々の姿を多く目撃しました。普段から路上生活をしているような風貌の人たちではなく、昨日の規制で宿に宿泊出来なかった方々かと思われます。

本日から職務上の理由であれば、PCR検査の陰性結果があれば宿泊可能となりましたので、昨日のような深夜徘徊の人たちは減るかと思われます。尚、これはホテルによって対応は異なるかと思われますが、一般的にワクチンを接種していない、快復者ではない方が宿泊を断られた場合でも「キャンセル料」は通常通り請求対象となるようです。

ワクチン接種者、快復者ではない方で、これからバイエルン州にいらっしゃる方は、ご注意ください。

☆☆☆直近7日間指数☆☆☆

  • ドイツ全体  319,5
  • バイエルン州  568,4

※ロベルトコッホ研究所発表情報を参照(2021年11月17日)

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