2024年が始まり、1月もあっという間に半分が過ぎてしまいました。今月は、ドイツの大学生になって僕にとっての初めての試験がある月です。気合を入れて頑張らなければなりませんが、どうも昨年から続き冬季鬱のような、無気力状態が続いております。何となくなのですが、今現在のアパートの空気というか波動が良くないのかなとか感じるようになりました。そこで、今回は気分を上げるために、グレードの良いホテルに泊まってみました。今回は、鬱気味のときの気分転換とその反省点について書きます。
今回、思い立ったように5つ星ホテル「Sofitel Munich Bayerpost」を予約しました。このホテルは、ミュンヘン在住となる前から「いつか泊まってみたい!」と思う僕にとって憧れのホテルでした。ミュンヘンは、人気の高い大都市というだけでなく、見本市(メッセ)やイヴェントが多く、基本的にホテル代が高い街として知られますが、1月はかなりホテル代が安いのが特徴です。以前、別のホテルではありますが、気分転換にとミュンヘン市内のホテルに泊まって良い雰囲気が味わえたので、またホテルに泊まろうと思い調べましたところ、偶然、かなりお値打ちな値段が表示されたのですぐに予約したのでした。
「Sofitel Munich Bayerpost」は、ミュンヘン中央駅に隣接しているかなり目立つ建物です。ホテルの名前にある通り、昔郵便局だった建物です。ドイツは、役所や公的機関の建物がお城のようであったり、まるで美術館や博物館のようないで立ちの建物が多いです。それらの一部の建物は、現在ホテルとなって生まれ変わっており、このホテルもその1つです。以前近くで働いていたことがあったので、外観はよく目にしていましたが、ホテルの内部に入るのは今回が初めてでした。入口から荘厳な雰囲気で、かなり圧倒されてしまいました。
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僕は今回1人で宿泊していますが、なんとも面白いお部屋にご案内頂きました(笑)カップルだったらテンションが上がるところでしょうか、それとも笑うところでしょうか。よく分かりませんが、非常に豪華なお部屋で、気分は上がりました。
以前のようなインターネット上接続トラブルもなく概ね満足ではありましたが、ホテルが提供している無料Wi-Fiは、大満足とは言えない感じでした。ちょっと一瞬手を放した隙に接続が遮断されていたり、これは僕のパソコンの問題かもしれないのですが、何度か接続を行わないといけない状態となってしまいました。有線LAN接続出来るようにはなっていたので、もしもまたここでお世話になる際は、LANケーブルを持ってこようかなと思ったのでした。
僕は現在、夜勤の仕事をしながら大学生をやっているということで、非常に生活のリズムが不規則です。仕事がない日で、大学に行くだけという日や、週末で授業がない日は、極力「人間らしい生活リズム」を心掛けております。朝や昼間に活動して、夜にはしっかり寝るのです。
昨年末に、僕は自分に対して「壮絶なペナルティ」を課しました。自宅でダラダラ弛んでしまわないように、自宅から寝床を消しました(爆)そんなことをしてはや2週間が過ぎ、久々に「ふかふかなベッド」で寝ることが出来る状態になったのです。本当はもうちょっと夜中起きて勉強頑張ろうかなとも思ったのですが、翌日は大学の授業も朝からあるし、生活リズムを整えるため!そして、高級ホテルの豪華なベッドがある!ということで、夜さっさと寝てしまいました。
翌朝、起きてスマートフォンの時計を見たら8時でした。大学の授業は8時15分からスタートなので、慌てて大学へ向かいました。大学とそう距離も離れていない場所のホテルだったため、少々の遅刻で済みましたが、なんだかとっても悔しい月曜日の朝を迎えてしまいました。
今回の反省点は、テンションは上がりましたが、リラックスし過ぎてしまったことでした。
元気を出すため、勉強を頑張るための目的のうち、元気を出すのは達成されたのは良かったですが、ここまで高級なホテルじゃなくても良かったのかなとも思えました。ただ、ずっと長年憧れていた「いつか泊まってみたい!」と思っていたホテルに泊まることが出来て、とても気持ちは満たされました。またお値打ちな価格で泊まれそうなタイミングがあれば、是非泊まってみたいものです。こういった豪華なホテルは、1泊しかしないのは非常にもったいない気がしてしまいました。今後2泊以上出来るように、バリバリ仕事も頑張って稼ごうと思ったのでした。
あまり勉強そのものははかどった感じではないのですが、ここのところずっと無気力で何もしなかったことを思うと、大きな一歩を踏み出せたと評価出来るかもしれません。最近ずっと開いていなかった学習用ポータルの画面を開いて勉強したり、気分は少し上がりました。本当は旅行に出掛けたくて仕方がない程なのですが、今現在は時間的にも金銭的にも出来ません。しかし、ミュンヘン市内ホテルステイもやってみるとなかなか楽しいので、今後も気分転換の一環として取り入れます。