先日、日本行きのフライトを巡ってすったもんだがございました。今回は、僕が航空券を予約・購入した某旅行会社からの回答とその後の手続きについて書きます。
僕が旅行したかったのは先週の金曜日で、あまりにも心身ともに疲れてしまったので、苦情のメールは一気に各所へ翌日の土曜日に送信致しました。週末中には返答は来ず、週明けの本日・昼前に1つの回答を得ることが出来ました。それは、僕が実際に航空券を購入した旅行会社からのものです。
Ihr Erstattungsauftrag zu Ihrer Buchung 15******/W**** wurde wunschgemäß durch uns bearbeitet. Wir haben für Sie eine vollständige Gutschrift bei China Eastern beantragt. Sofern wir diese erhalten, wird die Erstattung auf das bei der Stornierung angegebene Zahlungsmittel erfolgen.
Selbstverständlich entfallen dabei unsere 50,00 € Stornierungsgebühren, lt. den Allgemeinen Geschäftsbedingungen. Die bei der Buchung angefallene ServiceFee behalten wir jedoch ein.
Der Erstattungsprozess kann seitens der Fluggesellschaft bis zu vier Wochen dauern. Im Anschluss erhalten Sie die Gutschriftsrechnung.
Vielen Dank.
予約番号を一部ぼかしましたが、上記の文面でメールが届いております。日本語に訳すと以下のような感じとなります。
お客様のご予約15******/W*****に対する払い戻しのリクエストは、リクエスト通りに処理されました。お客様に代わり、中国東方航空に全額のクレジットノートを要求いたしました。これを受け取った場合、払い戻しはキャンセルの際に指定された支払い方法に対して行われます。
もちろん、当社の50ユーロのキャンセル料は、一般利用規約に従って免除されます。ただし、予約時に発生したサービス料は保持されます。
航空会社側の払い戻し手続きには最大4週間かかります。その後、クレジット請求書をお送りいたします。
ありがとうございました。
lt. : laut(~による、~に基づく)の略語
このように「この度はご不便をお掛けし申し訳ございませんでした」というような労いの文章はどこにも見当たらない、何とも事務的であっさりした内容です。トラブルによる返金対応時のテンプレートメールかと思われますが、恐らく日本人の感覚からすると随分冷たい印象を持ってしまうことでしょう。特にヨーロッパ暮らしを始めてまだ日数が浅い人たちにとっては、非常にモヤモヤする点かと思われます。形式的にでも謝罪のような文言が一切ないのは、ヨーロッパでは極めて普通のことです!僕は一応ヨーロッパ生活は10年超えておりますが、「これが普通」とはいえやはり時には腹立たしく思うこともあります。そして今回のメールは正直少しイラっとしてしまいました(爆)「あなたの要求通りにキャンセル処理しました」という感じで書かれていますが、僕の望みは旅行に行くことでしたから。そして「あなたにも非があるかもしれないので返金は出来ないかもしれない」と言う感じで言われていたこともあり、かなり状況を詳しく述べたメールを書いたのに、随分とあっさりした返答なことです。トラブル発生時に誰も助けてくれなくて、正しい情報もくれなくて、どうしようもなくなってキャンセル処理をお願いしたわけです。やはり文面が事務的過ぎて、先日の怒りがまた込み上げて来そうです。この感覚がきっと分かるのはやはり日本人!ということで、日本人の友人たちには散々愚痴を聞いてもらい、慰めて貰いました。長電話やチャットにお付き合いくださった友人たちには本当に感謝しています。
取り敢えず今回は航空会社側の都合の全キャンセルということで、お金は概ね返って来るようですが、本文中にある通り「サーヴィス料金」とやらは返金されないとありました。先日の別記事にも載せております通り、明細はこのようになっております。
いわゆる発券手数料のようなものは、旅行自体がどうなろうと旅行会社がしっかり徴収するものかと思いきや、逆に割引明細になっているように見えます。この場合は、僕はサーヴィス料金は支払わなくて良くて、全額返金となるのでしょうか。こちらは後日要確認です。
僕は今回、クレジットカードにて支払いをしております。クレジットカード宛に返金明細が付く感じとなり、処理までには概ね1ヵ月程度掛かるとのことです。この点に関しては、僕自身も元旅行業界にいたので存じ上げております。航空会社の処理及びクレジットカード会社の処理は、どのタイミングで行われるのか分からないのですが、早ければ数日中に明細にて確認することも出来ますが、今回の返金はどのくらい日数を要するのでしょうか。600ユーロは僕にとっては割と大きな金額ですので、早く処理されることを願っております。
クレジットカードで返金処理がなされる場合は、概ね「相殺明細」扱いとなることが多いです。銀行振込のような感じで「お金が戻って来る」と言うより、僕がまた今回の航空券代金(600ユーロ)以上の買い物でクレジットカードを利用すると、そこに補填されるのです。次に日本に行く予定は来年の秋頃と決めておりますし、直近で大きな金額の買い物をする予定はないので、しばらくカード明細上でお金が宙に浮いた感じになろうかと思われます。
僕が今回格安航空券を購入した某旅行会社の返答及び手続きは、概ねこんなものでしょうと予想の範疇です。もうこちらから特にアクションはなく、返金処理を取り敢えずしばらく待つのみです。1ヵ月くらい待っても返金処理がなされないなど、余程のことがなければもうこの会社とはコンタクトすることはありません。
僕が最も気になっているのは、今回の僕の旅行の1本目のフライトキャンセルをし、その後色々としっちゃかめっちゃかにしてくれたエールフランス航空(AF)及びKLMオランダ航空(KL)からの回答です。非常に楽しみにしております。引き続き、お待ちしております。