【D】絶不調な休講日の過ごし方

Leben

ここのところ急激に寒くなり、天気が優れない日が続いております。僕の職場では、ちらほら病欠スタッフがいて、中には近年大流行した疫病の感染者まで出ました。日々利用する電車やバスの中でも、物凄く辛そうな咳をする人たちの姿も多く見かけるようになりましたし、自分自身の健康への意識が高まっております。今回は、僕の体調絶不調の日の過ごし方、健康のために気を付けていることについて書きます。

僕は現在夜勤の仕事をしながら大学生をしているのですが、仕事後、午前中の講義(特に1限)に参加することはほぼほぼ体力的に問題はありません。最初の頃は辛いものがありましたが、ようやく身体が慣れてくれたのでしょう。ドイツ語が完璧ではないので、授業中意味が一瞬で分からずに躓いたり、急に頭がボーッとしてしまってある部分を聞き逃してしまう瞬間があるものの、眠過ぎるだとか、体力的にも精神的にも辛いという状況ではありません。僕にとって最近嬉しいことは、仕事が休みの日に大学に行くことです。夜勤がない日は、極力「普通の人間の生活」を心掛けております。夜はしっかり寝て、朝早起きして大学に行って、しっかり体を万全の状態にして、授業に参加するのです。僕のような勤労学生(しかも夜勤)ではない人にとっては、至極当たり前の生活パターンなのですが、僕にとってはそんな日が1週間のうちに2~3日でも持てればかなり幸せなのです。

僕にとって最も辛い生活パターンは、夜勤が続いて1日仕事が休み、そしてまた夜勤が続くというパターンです。夜勤が連続で続いている日や、休みが少なくとも2日連休の場合は、体を慣らすための「夜勤生活→通常の人間の生活、またはその逆のそれぞれの移行期間」があるのでどうにかなりますが、間の休みがたったの1日しかない場合は、上手く切り替えられずにかなり辛いのです。残念なことに、このパターンは今月既に2回ありまして、かなりしんどい思いをしました。せっかく夜しっかり寝れて朝から頑張りたいと思っていたところ、体は怠いわ、頭はボーッとするわ、寝過ぎてしまって慌てて大学までダッシュ、遅刻ギリギリセーフな状態で行くことになったのでした。

本日もまさにそんな忙しない朝を迎えました。しかも今朝は、いつも利用する地下鉄がドイツではきっと珍しいような、そして日本の朝ラッシュでは割と普通な「大満員列車」でした。遅れによるダイヤの乱れが原因だったようでした。僕はギリギリ体をねじ込み、どうにか列車に乗ることが出来ました。列車を降りてからは本気で走り、大学の講義室にも本当のギリギリセーフな時間で到着することが出来ました。ところが…!

教室に誰もいない?!まさかこれは…?!そう、本日はなんと休講日だったようでした。体調があまり優れない中、かなり必死こいてやって来たのに!ちなみに、この講義が休講になるのはなんと2回目です。前回休講になった際は、僕と同じく休講であることを知らずに教室に来てしまった男の子に「今日講義ないらしい」と教えてもらえました。メールで事前に通知されていたとのことでしたが、当時は僕がポータルにログインしていなかったので、参加生徒としてシステム上認識されておらず、メールそのものが来ていませんでした。今回は、確認したところメールはきちんと昨夜時点で届いているようでした。今回はメールを確認していなかった自分が悪いのですが、せっかく頑張って来たのに休講って残念過ぎましたし、一気に疲れてしまいました。

さて、急に暇になってしまい、さらに一気に疲労感が襲って来たわけですが、次の講義があるし、中途半端に距離が離れているアパートにいったん帰るわけにも行きません。図書館にでも行ってダラダラしようか、と思いましたが、その前に行きたい場所があったんだったと思い出したのでした。

大学の哲学科の棟に、LMUグッズが販売されてある自販機があります。LMUグッズは、かつては学内生協のようなお店があってそこで買えたそうなのですが、現在は廃止されてオンラインショップで購入する必要があります。しかし、比較的サイズが小さいもので、売行きの良い商品に関しては、自販機でも購入することが出来るのです。ミーハーな僕は、LMUロゴ入りの図書館内でも使える透明バッグが欲しかったので、今日ついに買いに来ました。キャッシュレス自販機なので、銀行カードをタッチして決済を済ませ…。

まさかの着地大失敗!(笑)大声で笑ってしまい、僕の様子を見て来た人と一緒に爆笑しました。

これ、結構ドイツの自販機でよく経験することです(爆)ゲーセンでこんな状態になったなら「あぁ惜しい!」と、それなりに盛り上がれますが、購入した商品でこういう状態になったらちょっとショックなものです。近くに図書館のカウンターの係員の方がいらっしゃったので、助けてを求めたところ、数分程度で自販機のカギを開けて商品を取り出してもらえました。

思っていたよりも結構大きいサイズで、色々入りそうだなと思われました。

このバッグを持って早速図書館へ行きました。これまで手でパソコンやらスマートフォン、充電ケーブル、参考書やノートなどを抱えていましたが、この透明バッグのお陰でかなり便利になりました。

図書館の座席について、早速語学学校の課題に取り組みました。ここのところ、毎回作文の宿題が出ており、オンラインポータル上で提出が必須です。基本的に提出期限も決まっているので、さっさと仕上げました。大学の講義の準備やら復習をしようと思いましたが、時間が足りなかったのと、体力的にしんどくなってしまい、15分程度寝ました。図書館や自習スペースにせっかく行っても、眠気があるときは15分程度を目安に寝ます。5~10分程度目を瞑るだけでも結構スッキリする気がするということを最近発見したので、仕事中も小休憩として取り入れています。今回は、ちょっと疲れている感じがしたので15分程度うつ伏せになってしっかり寝ました。

その後、専攻の強制参加ゼミの教室に向かいました。僕のゼミクラスは、圧倒的に若い女性が多いです。男性生徒はほんの数名だけ見たことがありますが、彼らの姿はほぼ見ることはなく、概ね男性は僕1人だけという状態になりがちです。しかもアジア人だし、かなり目立つ存在なのでしょう。そのお陰で、結構大学内の色んな場所で出会った際に、挨拶してくれたり話し掛けてくれる女の子たちは多いです。今日は、僕がさっき買ったばかりの透明バッグを見て「それ、私も欲しいなって思ってたの!どこで買ったの?」「あ、私も欲しい!」などと言われ、オッサンのくせに女の子たちにちやほやされたような感じがして、悪い気はしませんでした(爆)

今日は、グループワークで一緒に組んだ女の子たちに「あなたとはよく授業が被っているし、あなたの姿をよく見る」と言われ、ちょっといい気になりつつあったのですが、ついでにかなりショックなことも言われました。

「よく居眠りしてるよね、その姿を見て笑っちゃう!」と(爆)

僕って、授業中に頭はボーッとしてしまう認識はあったが、寝てしまったことはないと思っていました。しかし、実は無意識の間に寝てしまっていたのか?!とショックを受けてしまいました。別の女の子からも「昨日も一番前の席で寝てたよね!」と言われ、さらに別の子からは「私はおとといの講義でゆらゆら揺れてて、あ、寝てる!って笑ったから覚えている」と言われたのでした。ゼミが終わった後、まさかのご指摘にしばらく色々と思い悩んでしまいました(爆)これはどうにかしないといけません!

僕は結構なカフェイン中毒者です。コーヒーが大好きでよく飲みますし、さらに体力的にしんどいなと思った際は、いわゆる「エナジードリンク」も飲みます。エナジードリンクは、専ら「Monster」です。色々な種類を試しましたけれども、僕にとって他のものだと効果が感じられなかったり、味が好みではないので飲みたくないのです。僕が「Monster」に出会い、素晴らしさに気付いてから早5年くらい経過していますが、効き目は相変わらず実感出来ているかと思われます。

しかし、コーヒーもエナジードリンクも、飲みすぎは良くないことは分かっております。なので、飲む量は割と調整しているつもりです。以前の職場で夜勤がしんどかった際に、エナジードリンクを1日に3本飲んで、さらにコーヒーも飲みまくっていたことがありましたが、さすがにもうそのようなことはしていません。健康への影響の他、ここのところ物価高もあり以前よりも値段が上がっていますし、エナジードリンクは、1日1本以下に抑えるようにしています。エナジードリンクを飲んで無理やり起きて頑張るよりも、疲れているときは割り切って寝て疲れを取る方向で考えてみるのもアリかな、と思うようになり、少しでも寝れそうなときは寝て、エナジードリンクを飲む頻度は極力減らしていくようにします。

また、僕はカフェが結構好きで色々なところでコーヒーを楽しんでいましたが、ほとんど行かなくなりました。カフェに入ってコーヒーとパンやらケーキを注文すると、あっという間に10ユーロを超えて、お財布にもあまり優しくありません。職場に従業員用のカフェマシーンがあるので、コーヒーはそこでしか飲まないようになってしまいました。そのお陰もあって、飲む量はかなり制限されているかもしれません。

実は大学に入学してから、アルコール飲料は一切摂取しておりません。理由は、勉強にしっかり取り組むためです。アルコールを摂取して、頭がボーッとしてしまうのが気持ちよかったりしますが、今後は頭をボーッとさせているところではない!と思い決断したのでした。大学生活が始まるタイミングで、ちょうど自宅のストックのお酒が切れたので「もうしばらく買わない!」と実行し始めてみたのでした。僕はお酒は大好きだったのですが、もうかれこれ1ヵ月以上禁酒をしております。特段、禁断症状のようなものも現れてはおりませんで、無理なく禁酒を行えています。

他の健康面では、中年になって体重の増加、お腹周りの肉が気になるところです。運動不足気味なので、なるべく歩くようにしたり、朝活を実行するようにしています。今後ジムに行こうかなどと検討をしておりますが、特にお金も時間も掛けず、手っ取り早く自分で簡単に出来そうなダイエットを頑張ってみます。僕の場合は、普段夜勤をしており、一般的な人とは昼夜逆転の生活を送っています。夜勤メインや、交代シフト制の方は、生活リズムが崩れやすく結構太りやすいそうです。僕が最近見つけた健康法は、食べる時間やタイミングをとにかく気を付けるということです。経験則から言えることなのですが、寝る前に食べると、一気に激太りします!眠気がある際は何も食べずに取り敢えず寝て、起きてからしっかり食べるとすぐに痩せることが出来ます。とはいえ、夜勤生活をしていると、その日の体調によって様々で、しばらく眠くならないだろうしと思って食べたら、食べた直後に一気に眠たくなってしまったりすることもあります。眠気に負けてしまい、食べてすぐの時間に寝てしまったら、やはりすぐに体重が増加してしまいました。眠いときは食べない、食べたら寝ない!を徹底したら、すぐに体重は減らすことが出来ます。食べた後2~3時間以内に寝てしまうはよくないそうなので、今後自分自身の体調をしっかり見極めて食べるタイミングを計算するように心掛けていきます。

夜勤族にとってさらに重要な要素は、日光浴です。冬になり日照時間も短くなり、天気が悪い日が続くと、鬱っぽくなってしまいがちです。これは夜勤をしていない人にも関係があることですが、ヨーロッパ生活において「冬季鬱」が話題になることが多いです。日中なるべく太陽の光を浴びたり、ヴィタミンD3サプリを摂取するなどの対策が必要になります。

僕は働きながら大学に行く!というのが、長年の夢でした。今そんな「夢の生活」が出来ていて、自分の至らない部分に対して落ち込むことはあるものの、総じてかなり人生を楽しめています。健康で楽しく大学生活を送るために、今後良さそうだなと思うことはどんどん積極的に取り入れて行き、自分にとってのベストな状態を模索していきます。

今の僕にとって必要なものは、パワー&スタミナです。この冬を元気いっぱいで乗り越えて行けますように…。

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