宿題をしていて、最近結構困ることが出て来ました。今回は、独和辞典とのお別れについて書きます。

まずは少々、思い出について語ります。

僕には本当に気に入っている大好きな辞書があります。それは、日本で購入しました、同学社「アポロン独和辞典」です。現在手元にあるものは、僕にとっての3代目アポロン独和辞典なのですけれども、初代は僕が大学生の頃に初めてドイツ語学習をする際に、大学内の書店で購入致しました。それから何年もお世話になり、ふとした瞬間にページがバラバラになってしまったことがありました。製本に文句を言うつもりはありません。僕の辞書の使い方が激しかったのと、毎日どんなときも持ち歩いていた時期があり、結構雨に濡れて辞書のカヴァー箱も本体もボロボロになってしまったのでした。思い返すと、僕の人生初のドイツ旅行も一緒に過ごしました。ボロボロになって、正直手垢だらけで見た目は汚かったかもしれませんが、僕にとってはかけがえのない宝物のような存在でした。

あまりにも状態が悪くなり過ぎてしまったので、新しく別の独和辞書を購入してみましたが、どうもしっくり来なかったと言いますか、満足が行きませんでした。「またアポロン独和辞典が欲しい!」「僕にはアポロン独和辞典がしっくり来る!」と思い、社会人になってからしばらく経った頃、ドイツ語をまた勉強しようと思ったことをきっかけに購入しました。その頃に販売されていたものは、大学時代に初めて購入した僕にとっての初代独和辞典とは版が変わっていました。そしてその後ドイツに移住するときに一緒に渡独しました。

現在僕が所有しているものは、日本に一時的に行っている際に、本屋さんで偶然見つけて「新版が出ている!」ということで、喜んで購入したものでした。辞書本体には「2014年3月1日第3刷発行」とあります。記憶が曖昧ではありますが、僕が2015年とか2016年くらいに日本に行った際に購入したものだと思われます。

今はもう2022年…もうすっかり長いお付き合いの僕の3代目アポロン独和辞典ですが、現在お世話になっているクラスの先生から、僕がこの辞書から得た知識を「間違いとは言い切れないけれども、正しくもない」だとか「掲載されている例文は悪くはないし、言いたいことが分からないわけではないけれど…その辞書って見た目も相当古く見えるし、今後もう使うのは控えた方が良いかもしれない」と言われてしまったのでした。

正直、以前通っていた語学学校の授業でもちょっと限界が来ているかもしれないという予感はしていました。それは、C1レヴェルクラスに通うようになってから特に感じるのですが、登場する単語が結構マニアックになり、この辞書では十分カヴァー出来なくなって来ました。新しく習う単語の意味を、しっくり来る日本語の意味で理解出来ない機会が増えました。ネット上で一旦英語翻訳などをしてそれで理解しているという感じでした。そこから日本語訳したりしなかったり…なので、細かいニュアンスまで理解出来ているか微妙な単語が結構あります。また、言語というものは時代によって変化していったり、新語が増えたりするものです。いつまでも古いものは使えないのは理解していました。そして、先生は「今のうちから独独辞典に慣れるべき!」とアドヴァイスくださいました。

僕は早ければ今年2022年中に、DSHという試験に挑戦したいと思っております。DSH試験では、辞書の持ち込みが許可されています。携帯電話の辞書機能、電子辞書は禁止ですが、紙媒体の独独辞典は持ち込んで使用して良いことになっています。

実際、僕が以前通っていた語学学校のC1レヴェルの授業の最終試験の際も、DSHスタイルで辞書の持ち込みが可能でした。その際は、語学学校が全生徒に無料で貸し出しをしてくれていた辞書があったので、それを利用致しました。自分自身のものではないので、テストが終わったら語学学校へ返却しました。

ということで、我が家にこの度、Langenscheidt独独辞典を迎え入れました。実は独独辞典を購入するのは初めてです。以前の語学学校での借り物と同じのもので、さらに現在お世話になっている先生に「オススメ辞書」として2つ紹介されたもののうちの1つがLangenscheidt独独辞典でした。

今後はこの度新しく購入致しました独独辞典を使って、日々の宿題及びDSH対策、DSH本番を乗り切ろうと思っております。

アポロン独和辞典、さようなら!今まで大変お世話になりました!…って、別に今日捨てるわけではありません。大事な、少々ボロく、僕の数年間の手垢が付いた、そして素敵な思い出が詰まった辞書ですから、今後も大切に置いておきます。

色々なところへ持ち歩かなくなり、自宅でちょっと補助的に使うだけになる予定なので、雨に降られて濡れたりだとか、傷みも起こりにくくなることでしょう。引き続き大事に使います。いつかもうドイツ語単語を日本語でいちいち理解しなくても良くなったら…部屋のインテリアの一部になるのかもしれません。

さぁ!今日から、いよいよ独独辞典生活の始まりです!

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Von Koishi