【D】転職のタイミング

現在勤めている職場で、色々なことがありました。今の職場には概ね満足していましたが、転職を考えようと思う程になりました。今回は転職準備について書きます。

僕は今まで、自ら望まない形での転職(突如よく分からない理由での解雇)も含めると、かなりの転職回数をこなして来ています。結構業種を超えての転職もあり、住む場所も都度変えて来ました。度々他人からは「あり得ない」と言われがちではありますが、これまでありがたいことに機会には恵まれ、色々な知識や経験を得て参りました。そんな僕だからこそ思う「転職の意義」があります。それは、「その場所にまだいるべきかどうか」「その職場に今後も長くいたいかどうか」について、疑問を持ち始めた頃は転職のタイミングだと思っています。家族がいらっしゃる方の場合は特に、生活のためにと、我慢して頑張っていらっしゃる方々も多いことでしょうが、僕のような独身のギャンブラー気質の人間にとっては、「新たにこんな経験をしてみたい!」と、新しい場所で新たな経験が身に付くことに対してかなり前向きに考えられます。必要とあれば資格取得の勉強もしますし、いわゆる「経験者採用」と言われる職種に於いても、努力とやる気でカヴァーして来たこともありました。最初のやる気はかなりあっても、モチヴェーションがなかなか続けられないでいたことが多かったかもしれません。

これだけを書くと、辛抱強くない人間だと思われるかもしれませんが、僕自身はかなり辛抱強い人間だと思っております。成果が見込めないことへの「見切り」が早いのです。

現に今の職場では、僕のポジションで常勤で働く人間は僕1人だけになっています。多くのスタッフたちが「やりたくない」と言う仕事を請け負っています。これまでの仕事でも他の人たちがあまりやりたくないと言うようないわゆる「嫌な仕事」を率先して頑張って来たつもりです。僕は周囲から「変わり者」と呼ばれることが多いので、案外他の人たちが嫌がる仕事は別にそこまで嫌な仕事と思っていなかったり、むしろ楽しくやっていることもあり、そこで自分自身の存在価値を見出して来れたのかもしれません。クリスマスや年末にどうしても休みたいというスタッフがいましたが、僕は別に仕事をしても良いなど、他のスタッフとの利害も割と一致していて、比較的ありがたがられる存在である自負はあります。

ただし、自分自身の中に於けるボーダーラインを超えることが起こった場合でそれらが解決されないと思われる場合は、粛々淡々と転職準備を始めざるを得ません。僕は現在夜勤をこなしながら、大学入学準備を行っています。ドイツ語の集中コースに参加したりもしていました。

今回、「転職するぞ!」と思うようになったきっかけ、直近で僕の身に起こったことは下記の通りです。

  • 朝同僚が出社して来ない、または数分程度では済まされない遅刻の常習化!
  • 遅刻または当日いきなり病欠のスタッフの代わりに、夜勤+朝勤!(最大17時間労働を経験‼)
  • 急なシフト変更依頼‼
  • スタッフが一気に数名退職(きちんと手続きを踏んで退職したスタッフと、ある日いきなり来なくなり連絡も不能な蒸発スタッフ)、その後誰も雇われていないこと‼
  • 昇給のタイミングで事業が買収、昇給話はなかったことに…⁈
  • 新しい上司(僕より10歳程年下!)が挨拶もろくにしない、感じの悪いタイプであること‼
  • 最近物価の上昇が激しく、ただでさえ高い家賃・生活費も値上げで経済的な追い打ち!

という、この職場で長く続けたくないなと思う状況になってしまったのでした。せめてもう少しお給料が上がってくれれば…と思っていますが、僕の現在の勤務先は「買収された側」の会社で、新オーナーからすると「当面のオペレーションの継続のために引き取ってやった駒」に過ぎない状態なのです。労働契約は当面旧組織からの継続で、1年間を目途に組織変更をすると告げられています。特に何も不満がなければ「いても良いよ」と言われているような状況です。

1点僕に残された道があるとすれば、僕のポジションは「人がすぐに辞めてしまうポジション」で、人の募集をしてもなかなか応募が集まらなかったりする上、現在僕しか常勤スタッフがいないので、それを理由に給料交渉することです。お金で解決!という方法です。

昨年までの会社の社長は非常に素敵な方で、長くお世話になりたいという気持ちがありましたが、新しい組織の方々の態度などを見て、マネージャー格の1名以外に興味はないんだろうなという印象が見て取れました。これまでなかった「人事部」という組織に向けて、メールを書いてみましたので、反応を見つつ、転職に備えます。

僕は理由があって夜勤の仕事を望んでいます。「Nachtschicht」「Nachtdienst」とインターネット上で検索をすれば、割と多くの仕事がヒットします。やはり大都市だと、ホテルであったり建物の警備であったり、僕は残念ながら資格はありませんが、病院や介護施設の仕事もあります。または、僕自身は現在ドイツにいますが、日本や他の国からの仕事をリモートで受注するという方法も考えられます。

全ては自分自身の夢・目標のため!
色々と自分の人生にとって最適な選択・決断が出来ますように。

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