【D】ドイツ語学校生活5週間経過~挑戦者現る!~

Leben

ドイツ語学校生活が始まり、今日でちょうど5週間が経過致しました。今回は、5週間経過しての様子について書きます。

まず先日受けました、恒例の授業内小テスト結果について。読解問題(Lesen)最後の小テストでした。かなり自信あり!良いスコアが取れたはずと思っていたのに、結構思わぬところで減点されていました。3問間違えたことになっていて、ギリギリで評価1を逃しました。

僕が現在参加しているクラスには、かなり強烈なキャラクターのクラスメイトたちがいまして、テストの結果が返って来る瞬間は、大概カオスな状況になります。いつも先生の解説に納得せずに、しかも大きな声でしつこく屁理屈を言いまくって時間がかなり割かれます。あまりにもその主張を聞いているとしんどくなってしまうのですが、今回だけは心の中で応援していた自分がいました(笑)

正しいか正しくないかをだけを2択で答える問題で、正答は「正しい」とされていましたが、「誤り」を選んだ生徒が大多数なようでした。本来「正しい」が答えである場合は、結構その根拠となる箇所を見つけるのは簡単です。が、今回は色々と議論を呼ぶ内容でした。

普段は大人しい生徒たちも「私もその問題は納得出来ません!」と言い始めました。そして「僕もその問題間違えました!どこにその内容が書かれてありますか?」と軽く参戦しました。

先生は「今回私が作った問題じゃないし、内容は頭に入っていないから…ちょっと確認します!」と言い、先生自身が本文を読み始めました。すると、先生はかなり困った顔で数秒固まっていらっしゃいました。そして…、

「Ja, genau! Implizit!」と、生徒たちの主張を退けました。

ここで、ドイツ語の単語の紹介です。

  • implizit: 言外の、含蓄的な、暗黙の
  • explizit: 明示的な、明在的な

先生は「こういう暗黙の意味を推理しなければいけません!」とおっしゃいましたが、案の定さらに炎上しました。

今回のテスト問題は、若きスタートアップ企業経営者が色々なプロジェクトを立ち上げまくったり、未来の構想を話す内容でした。色々と失敗を経験していること、同様のアイディアを持つ会社への投資を検討しているということが書かれてありました。

設問は「他の新規スタートアップ企業よりも資金的な優位性がある」と書かれてありましたが、他にはっきりと資金面の件についてシヴィアな文章もあったし、これで「正しい」っていかがなものか、と僕も思ってしまったのでした。

また今回のテスト問題は、ところどころに先生の手書きで書き足された部分がいくつかあったことにも触れ「悪問だ!」との結論に至りました。テストの評価は変わらないけれども「今後この問題は削除されるべき」と先生が折れた形となりました。「この問題を間違えた人は気にしないでください。この問題は削除します!」と先生からのアナウンスがありましたが、問題がなかったことになるのに点数も評価も変わらず⁈と思ってしまいました(爆)

その他、読解問題でよくありがちな「本文中のdas、es、daなどが示す部分を書きなさい」という本来簡単なはずの問題が不正解とされていました。正直僕はこの問題は、「文章内に当てはまるように分詞形にすべき」などという間違い以外はしたことがなく、今回2問も不正解とされたことに驚いています。経験上、この問題は先生によって部分点をくださったり不正解になったりするので、色々思うことはありましたが、黙っておきました。他の生徒の炎上はその後も続いていました(爆)

ところで今週に入ってから、急に色々と話すようになったクラスメイトたちがいます。嬉しいことに「日本が好きだし、実はずっと話したいと思っていた!」と言ってくれたのでした。語学学校は色々な国籍の人が一堂に集まる場所ですからね。こういう素敵な出会いがあると「語学学校って良いな♪」と思えます。

どうやらそのクラスメイトたち2人は、今月のDSH試験を受験するそうです。2022年度第1弾日程の、2022年2月22日のものです。僕がまだ検討中と言うと「えーあなた絶対受かるでしょ!受けなよ~!」という感じで言われたのですが、まだ自信が持てないでいます。また、その受験日はStufe5(C1-1)の授業がある日です。授業を抜けて受験するのはもったいなく感じ、元々検討していない日程でした。その2人も「自信はない」とは言いながらも、学生VISA更新の問題であったり、現在住んでいる学生アパートの契約更新に必要だとか「必要に迫られている理由」があるようでした。とにかく、受験申込はもう済んだそうなので、クラスからのDSH試験挑戦者第1号受験者たちの健闘を祈ります!

ちなみに以前の別記事で書きましたが、そう言えば、別の生徒で「DSHではない何かの試験」を受けた生徒がいたはずですが、その結果も気になってしまいます。一般的に外部の採点者や専門機関が採点する検定試験は、結果が郵送されるまで4~5週間くらい掛かるものです。試験会場となる語学学校などで採点がなされるものは、概ね2週間以内に発表があったりと、結構早かったりします。その子の試験がそもそも何だったのか分かりませんが、近日授業中に発表があるかもしれません。

今週は試験話で盛り上がったので、僕自身は今月はまだ挑戦しませんが、クラスメイトに触発されてDSH試験の対策を自分なりにしっかり始めることに致しました。語学学校のパソコン部屋に用意されている、DSH試験の過去問(聞き取り試験)を試しました。

するとそこには恐ろしいアナウンスが…。以下、僕が理解した内容です。

「まず長文テキストをこれから読み上げます。テーマは〇〇についてです。本文1回目が読み上げられる際、手元のメモ用紙で自由にメモを取ることが出来ます。本文の内容を理解することに集中して、内容を10分間で要約してください。その後読解試験の問題用紙が配られます。それから本文2回目が読み上げられます。その後40分間の解答時間があります」と。

何ですか、この過酷な内容は!元々聞き取り試験は得意分野ではないので、課題内容を聞いて一気に緊張感が高まりました。

DSH試験の形式は学校によって様々かと思われますが、ミュンヘン大学DSH試験の聞き取り試験の最難関問題が「Textweitergabe」と呼ばれるものです。「出来るだけ本文に忠実に、正確に要約」というポイントがあるので、かなり難易度が高いのです。速記が出来る人は本文の主要部分をそのまま書いても良いのですが、当然単語や表現方法は、本文に登場する言い方でなくても、本文の内容と一致する限りで認められます。クラスメイトたちがこれまでに授業中に発表した際に、先生から「あなたの言いたいことは分かるけれど、ここではその動詞や形容詞は使わないで!意味が変わってしまうから!」とアドヴァイスされているのをよく聞くので、聞こえた本文の表現をそのまま使うのが無難かと思われます。

聞き取り2回のうち、1回目は問題用紙を見ることもなく、ただただ聞こえた内容を自分なりにまとめるだけというのは、かなり難易度が高いです。実際に講義に参加することを想定したとすれば、有意義な試験内容かなとは思われますが、本文内容は結構長いですし、まだまだ訓練が必要そうです。

現在授業中、または宿題でよく出される課題では、割と短めのテキストの要約の課題があります。要約のために2回音声を聞くので、テストの形式とは違いますが、良いトレーニングにはなっているかもしれません。先生は「長めのテキストなら、Deutsche Welle(ドイチェヴェレ)が良いですよ」と推奨くださり、ここ最近見始めることにしました。

ドイツ語学習者の間ではお馴染み、よく名前を聞くものではありますが、僕はこれまであまりしっかりドイチェヴェレでドイツ語を学習したことがなかったので、「今更感」はありますが、「1日1ドイチェヴェレ」生活をしてみることにしたのでした。

今月受験するというクラスメイトたちに「この学校DSHの聞き取り試験、難しそうよね!」と話すと「え?問題用紙って最初から貰えないの?こないだ先生から最初5分間は問題用紙を見る時間があって、そこから1回目の読み上げがあるって聞いたのに!」と驚いていました。

DSH試験は学校によってやり方が異なっていて「そういうやり方の学校」もあります。むしろその形式が一般的な気がします。僕は「その先生の直接のアドヴァイス」は聞いておりませんが、僕が理解した限り、他の学校の問題形式とは大きく異なり、ミュンヘン大学DSHの独特の難しさが感じられました。

そう言えば先日、授業中に先生が面白いことを教えてくださったので自分なりに調べたことがありました。いつから変更になったのかは知りませんが「今現在の状況は」大幅に変わっているものばかりでした。「ある種の裏技」として紹介されたものでしたが、ほぼ利用出来ないものとなっていました。そりゃあそうですよね、と思う部分もありますが、何よりしっかり自分なりに調べることって大事だなと思いました。自分が知りたいことは、しっかり最新情報を常に追うことも重要です。

別に僕は脅かすつもりはなかったのですが、受験予定のクラスメイトたちからは「先生から聞いたことだから間違いないと思う!でもあなたが教えてくれたことも想定される最悪のケースとして今知ることが出来たから良かったって思うことにする!」と言われました。今年から新形式になったのか、それとも…。

何はともあれ、クラスメイトたちで実際に直近の試験に挑戦するという人たちが現れて、高まる緊張感などが伝わり、僕にとって良い刺激となりました。

来週は、授業内の小テストが2回「Grafikbeschreibung(グラフ描写の筆記試験)」と「聞き取り試験」あり、それをもちまして授業内小テストが終了となります。そして、来週末は次のクラスStufe6(C1-2)に進級する場合の申込及び支払い期限です。

これからどんどん色々な「決断の瞬間」が増えそうです。

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