Schlagwort: ヨーロッパ

【D】アルゴイスキー場開き

いよいよ今週末より、ドイツ南部のアルゴイ(Allgäu) エリアではスキー場開きとなります。今回は、スキー情報について書きます。 今週金曜日(12月5日)より、いよいよドイツではウィンタースポーツの季節が始まります。営業開始予定のゲレンデ及びリフトサーヴィス等は下記の通りです。 Söllereckbahn bei Oberstdorf Schwärzenlifte in Eschach Grasgehren in Obermaiselstein また、その翌日(12月6日)より Hörnerbahn in Bolsterlang も冬季営業を開始する見込みです。 Jungholz Kanzelwand エリアについては、目下、翌週以降順次営業開始見込みとのことです。…

【N】隔離脱走事件⁈

オランダより、ショッキングなニュースです。今回は「隔離脱走事件」について書きます。 アムステルダム空港(AMS)付近のホテルに隔離中であった、スペイン人男性とポルトガル人女性の夫妻が、隔離場所から脱走したと報じられました。この男女は、隔離場所を離れた後、スペインに向かう航空機内で身柄を拘束されたとのことでした。 この男女は、ここ数日騒がれている疫病の新種「オミクロン」の感染者が見つかった南アフリカからの航空機に搭乗していたとのことで、隔離対象とされていました。南アフリカからの到着便2便の搭乗客計約600人のうち、61人がオランダ到着後の検査で陽性と判定されたと速報で報じられていました。 人数の多さに大きな衝撃を与えたと同時に、当ニュースに関連する記事で、オランダのアムステルダム空港での検査について色々と指摘がなされていました。 まず、陽性患者が見つかった便の搭乗者全員、互いに十分な距離が取れない場所で長時間に渡り待機を命じられたことです。長時間息苦しい状況で、マスクを外す人たちが多かった、とその場に居合わせた方々が各メディアの取材で回答されています。検査を担当する人手不足もあってか、長時間待機を余儀なくされたそうですが、非常に空気感染のリスクが高いかもしれないと言われていることから、待機場所でクラスターが起こるリスクも十分に考えられます。 また、陰性と判断された方々は、あっさりと解放された方々も多かったそうで、日本のように公共交通機関使用自粛等なく、鉄道やバスなどを利用してそのまま帰宅する方々も多かったようです。 この度大きく「隔離施設より脱走」と報じられた2名については、その後「警察や医療機関は私たちに出て行けと言ったので、午後のフライトを予約し飛行機に搭乗したところ、名前を呼ばれて身柄を拘束された」と証言していると報じられました。 このニュースが最初に報じられた際、「どうやってホテルから脱走したのかは不明」と各社で報じられており、そんなに簡単に抜け出せるものなのかと意見がありましたが、本人たちの証言通りであれば、オランダの管理体制に非常に大きな欠陥があったと言えます。 この2人のうち、1人だけが陽性だったということですが、現在は2人とも別々の病院内で隔離をされているとのことです。 オランダでは、自らが疫病の陽性であると知りながら外出すること自体は「刑罰の対象外」とされてはいるものの、「航空機に搭乗することは別問題であり、多くの人々を感染リスクに晒した」とのことで、当該男女2名は近く刑事訴追される見通しです。 にほんブログ村

【P】最強修行ルート⁈ポーランド旅行

現在、ポーランドのクラコフに遊びに来ております。今回はスカイチーム系マイラー(修行僧)である僕が感動した「最強⁈修行ルート」を紹介します。 ドイツからポーランドのクラコフに乗継ぎで向かうのですが、ルートがやや特殊です。 僕は現在、ドイツ・ミュンヘン在住なので、ミュンヘン空港(MUC)からの予約となっておりますが、エールフランス(AF)の就航地であれば基本的にどこでも問題ありません。 タイムスケジュール的に、ミュンヘンからの場合だと、パリ・シャルルドゴール空港(CDG)またはオランダ・アムステルダム空港(AMS)経由で1回の乗継ぎで、ポーランドのクラコフ空港(KRK)には向かえるはずなのですが、週末に掛かる旅程を検索すると、何故か2回乗継ぎのルートが表示されるようです。これは、エールフランス(AF)及びKLM(KL)で時々起こる現象なのですが、「この乗継ぎは何の意味があるのか」と思われる謎の経路です。昨年末に僕が日本に行った際も、アムステルダム経由の便が表示されました。しかも、その組み合わせしかオンライン予約が出来ない状況となっておりました。飛行機に乗るのが大好きな僕にとっては嬉しかったですけれど(笑) ポーランドのクラコフ行きは、エコノミークラスで検索すると結構航空券代金は、比較的高額なことが多いのですが、ビジネスクラスはお値打ちな感じでした。面白いことに、1回乗継ぎの旅程と、2回乗継ぎの旅程ではほとんど価格差がありません。 AirFrance-KLM(AF/KL)のマイレージプログラム「Flying blue」は、昨年2020年に引き続き、今年2021年もダブルXPポイント(ステータスポイント)のキャンペーンを実施しています。 2回乗継ぎの旅程でビジネスクラスで旅行すると、通常期は往復で90XP積算されますが、なんとキャンペーン中は、180XP積算されます。これは一気にゴールド会員になれてしまう数値です。起算年度内に同一行程で2回旅行すれば、もうプラチナ会員です。僕の友人マイラーが「プラチナ会員にいつかなりたい!」と言っていて、このルートで早速今年プラチナ会員になりました。 気になる航空券代金については、正規のエールフランスまたはKLMのウェブサイトで購入しても500ユーロ程度ですが、格安サイトの割引価格を利用すれば、概ね420ユーロ程度です。これはお値打ち!ということで、早速予約をしたのでした。 乗継地2カ所ではラウンジも利用出来、修行フライトを楽しみました。 今回は、ステータス修行のためだけに旅行を決定したクラコフではありますが、個人的に非常に大好きな街の1つでもあります。この街を訪れるのは、今回で2回目です。ポーランドと言えば、圧倒的に首都のワルシャワに行くことが多かったですけれども、たまに違う都市を訪れると面白いものです。ちなみに、ワルシャワへは一時期修行で行きまくっていた時期があります。航空券代金が安かったのです。ポーランドの都市は、修行用として狙い目かもしれません。 クラコフ中央駅前の雰囲気は、以前訪れた際と大きく様変わりしていました。大型のショッピング施設は既にありましたが、さらに大きくなったような!駅前の美しい、個人的に印象深かった広場がなくなって商業施設化していました。 ポーランドはEU加盟国で、シェンゲン協定加盟国ということもあり、非常に旅行がしやすい国ではありますが、通貨がユーロではありません。それが非常にネックなところではありますが、ドイツに比べてカードの利用が比較的どこでも出来るようなので、実はかなり便利です。短い旅行であれば、そんなに現金の必要性はなさそうかなと感じました。 僕のメインカードはAMEXですが、ポーランドでは、目下あまりAMEXは使えるところが多くないかもしれません。VISAかマスターカードがあれば良さそうです。 ご興味のある方は、是非ポーランドへの修行ルートをお試しください。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

【D】揺れる規制状況

ドイツで重要視されている7-Tage-Inzidenz(7日間指数)が、ここのところ上昇傾向にあります。目下、最も緩やかな「0規制」が導入されている状況ですが、このままの状況が続けば早ければ今週中には再度やや厳しい規制が導入されることとなります。今回は、NRW州の疫病に関する情報について書きます。 目下、規制は下記のように区分されています。 Stufe 0 0規制(10以下) Stufe 1(10.1≦35) Stufe 2 (35.1≦50) Stufe 3 (50.1≦100) Stufe4 (100.1≦150) Stufe5 (150.1≦200) 規制ルールでは、3日間連続で段階を超える数字を記録した場合は、新たな規制段階が導入されることとなっております。先月(2021年6月)より順調に数値が下がり続け、10以下の数値が連続で続いており、疫病の蔓延をかなり抑えられたかに思われました。ところが、本日時点でNRW州内のほとんどの自治体で10を上回りました。特にSolingen(ゾーリンゲン)やDüsseldorf(デュッセルドルフ)では、ほぼ30近い数字となっており、このまま増え続けると一気に2段階厳しい規制が敷かれる恐れがあります。 35以下にとどまった場合は、レストランなど外食時に陰性証明書は不要ですが、35を超えてしまう場合は、室内での飲食時に陰性証明書が必要になったり、座席を指定されるという規制が導入されます。一時期に導入されていた規制は一部廃止(※wegfallenの表記)になっているものもあり、基本的には規制そのものは減少傾向にあり、一度緩めた規制を再度厳しく締め上げたり、ハードロックダウン導入の可能性は、少なくとも今年の夏の間は低そうです。 現在、NRW州は夏休み期間中ではありますが、州政府内では、夏休み後の学校や保育施設等に於ける戦略に関しての議論や、16歳以上の学生に関するワクチン接種を急ぐことについての議論が行われました。…

【D】オランダ・ギリシャが「リスク地域」指定へ

今年2021年は、昨年2020年と違いワクチン接種が進んでいるので、重症化する患者数や死者数は減ってはいるものの、昨年と同様、夏休み時期に人の移動が増えると同時に、罹患率が急激に上昇しています。旅行を計画されている方は、日々変化する情報に注意しなければなりません。 ドイツでは、疫病の蔓延状況のカテゴリを下記の4つに分類しています。 Virusvariantengebiete Hochinzidenzgebiete einfache Risikogebiete Kein Risikogebiet(nicht mehr als Risikogebiet) ※上記名称は、ロベルトコッホ研究所発表情報を参照。 1~3のカテゴリの国での滞在後、ドイツに来る(戻る)場合、電子登録「Digitale Einreiseanmeldung」が必要です。 1が最も疫病蔓延度が高く、旅行が推奨されないエリアです。ドイツ入国前に滞在歴がある場合は、ワクチン接種を受けたとしても、ドイツ入国後14日間の隔離措置が課されます。隔離期間の短縮は認められておらず、さらに公共交通機関の利用が禁止されています。 2や3は、ワクチン接種証明書、陰性証明書などが提示可能な場合は、隔離措置は早期終了が認められる、または免除されます。 4は、原則的に特に何も手続等することなく旅行は楽しめますが、旅行先の国で定められているルール(電子申告等)に従ったり、特に飛行機の移動の場合は、陰性証明書の提示が求められることがあります。 本日(2021年7月18日)付で、オランダやギリシャが4から3へ変更となりました。先日ふらりとオランダへ日帰り旅行を楽しみましたが、もうそのようなことは当面出来なくなってしまいました。ドイツ西部に住む僕にとって、オランダは最も気軽に行きやすい「外国」だったので、今回の変更は非常に残念です。ギリシャへも「マイル修行・ステータス修行」で行きたいと考えていたのですが、当面難しくなってしまいました。 実は今週末、オランダから友人がドイツに遊びに来てくれていました。オランダでの罹患率が急激に上がり、ドイツへの旅行に関して不安を持っているようでしたが、どうにかギリギリセーフでした。日々状況が目まぐるしく変わる中、旅行を直前になってキャンセル・変更を検討される方も多いことでしょう。友人は思い切って来れて、そしてギリギリセーフで本当に良かったと喜んでいました。 友人は、デュッセルドルフでの久々の日本食や買い物を楽しんで行きました。僕も一緒に美味しい食事が出来て嬉しかったです。…

【D】ワクチンToGo

昨日の記事で紹介致しました通り、ドイツでは「予約なしでワクチン接種が受けられる」ようになりました。今後場所が増えていくそうですが、どうやら僕が現在住んでいる街のImpfzentrum(接種センター)でも既に行われているということが分かりました。今回は、実際に接種センターに行って参りましたので、その状況について書きます。 ↑Krefeld(クレーフェルト)市のポータルサイトです。 参照URL:https://www.krefeld.de/ 今日は朝から結構な大雨でした。平日ですし天気の悪い午前中の時間帯に行けば空いているだろう、と思っておりましたら、まさに予想通りガラガラでした。週末の様子が撮影された写真を見ると、結構な行列が出来ているようでしたが、今日は人がいなさ過ぎて、スタッフの方々が外を眺めたり、手持ちぶさたな様子でした。 まず予約なしでワクチン接種を受けられる条件について、入り口の係員の方に案内を受けました。 クレーフェルト市民かどうか 接種が今回初めてかどうか 上記2点については口頭確認のみでしたが、両方クリアしたので、検温を受け受付に進みました。両方の条件をクリアしていない場合は、接種が受けられません。他の接種センターについては、市民に限定していない場所もあります。いくつかのテストセンターを調べましたが、基本的には住所地のある場所で受けることが想定されているようなので、事前にウェブサイトで確認されると良いでしょう。 受付の方には「次にあなたは8月12日に絶対に来てくださいね!さもなければ…!」と言われたのですが、僕に確認することなく、Biontech(バイオンテック)と書かれた書類を準備し始めていたので、ちょっと待ってくださいと止めました。 確認したところ、今クレーフェルトの接種センターではバイオンテックのみで選択肢はないとのことでした。バイオンテックワクチン…つまり日本のニュースでは、アメリカのPfizer(ファイザー)社ワクチンと紹介されているもののことです。市の公式ウェブサイトにはあたかも複数の中から選べるかのような記述がありましたが、違うようでした。 僕は個人的に2回接種の必要がない、1回の接種で済むJohnson&Johnson(ジョンソン&ジョンソン)社ワクチンに興味があったのですが、そもそも他のワクチンへの選択肢がないという強めな案内を受けました。また、2回目の接種には必ず来ないと罰金の対象となります。1回の接種だけで済むということでかなり人気かと思われたのですが、どうやら入荷遅れがあって以降、ジョンソン&ジョンソン社製ワクチンは、ドイツではいつの間にか不人気になっているようでした。 一部報道によれば、ワクチン接種の2回目に現れない方が多いことが問題となっているようでした。ワクチン1回目接種から2回目接種まで時間が随分と開いてしまうので、夏休みの旅行に間に合わない!と考える人が多かったようです。ワクチンの流通量が増え始めて一般クリニックや皮膚科や小児科など、接種センター以外の身近な場所でワクチン接種が出来るようになったタイミングで、そこで早々に2回目接種を受けてしまい、元の予約を取ったまま当日現れず、準備されていたワクチンが無駄になってしまうということが指摘されていました。 2回目のワクチン接種後は14日間は、抗体が出来るまでの期間で、旅行をするならば14日間経過後が望ましいです。そして、2回目の接種後の方が副反応が起こりやすいとも言われています。報道によれば、14日後に旅行に出掛けるのではなく、旅行中に14日間が経過し、戻って来る時に隔離措置なしとなるようなスケジュールで旅行に出掛けられた方々が多かったようです。14日経過前に旅行に出掛ける場合は、陰性証明書の提示が必要となりますが、ヨーロッパ内の旅行の場合は、ほとんどの国でPCR検査である必要はなく、迅速検査の結果でも認められています。検査費用が安く、空港で15分~20分程度で結果が受けられるという手軽さがあります。 NRW州政府では、かねてから罰金の導入についての議論がありました。連絡なしに2回目のワクチン接種会場に現れない場合は、25ユーロから30ユーロ程度の罰金が科されます。今後の大きな抑止力となるのでしょうか。 僕は個人的に、基本的にはワクチンは打ちたくないのですが、この度は「ToGo」施策の様子見も兼ねてワクチン接種に一瞬興味が湧きました。今後秋に掛けてワクチン接種センターや検査出来る場所が次々と閉鎖され、さらに各種疫病対策関連のサーヴィスが無料ではなくなると言われています。旅行する国によってはワクチン接種を受けている人とそうでない人との扱いの違いが出て来ますし、ジョンソン&ジョンソン製ワクチンであれば、打っても良いかなという気持ちがありましたが、今回はそもそも選択肢にないとのことだったので見送りました。今後またワクチン接種について興味を持つタイミングが訪れましたら、ブログ記事にて状況と合わせて紹介致します。 ☆☆☆直近7日間指数☆☆☆ ドイツ全体 7.1 NRW州 8.2 ※ロベルトコッホ研究所発表情報を参照(2021年7月14日)  …

【D】ドイツ・ワクチン接種は個人の自由意志を尊重⁈

「ドイツではワクチン接種を強制せず、自由意志を尊重したい」と、Angela Merkel(アンゲラ・メルケル)首相とJens Spahn(イェンス・シュパーン)保健相が、本日ロベルトコッホ研究所を訪問の際に明言しました。いくつかのEU加盟国より、来たる第4波に対して「ドイツが自由意志を尊重する意義」について問われています。今回は、ヨーロッパワクチン接種の強制の議論について書きます。 ドイツでの本日発表時点でのワクチン接種率は、最低目標値85%に対して、 少なくとも1回目の接種済み 58.7% 接種完了(vollständig) 43% という状況です。 本日、ドイツ北部・キール大学キャンパス内にて「予約なしで受けることが出来るワクチン接種」が行われたという様子がTV番組で紹介され、少なくとも280人が接種を受けたとのことです。このような予約なしでワクチン接種が受けられるという動きは、既に各所で始まっており、僕が住んでいる街でも実は先週末から始まっているようでした。 シュパーン保健相は、市場、運動施設、教会や宗教施設隣接地など、ワクチン接種を希望する人に対して、接種が受けやすい機会を整える、ワクチン接種率の速度を上げて行くことの必要性について話しました。 今後の状況によって変更となる可能性は否定されていないものの、まずは今の段階ではドイツは「ワクチン接種の強制」については否定的な立場です。 一方フランス政府は、医療従事者、介護施設で働く全ての人々に対して、2021年9月中旬までにワクチン接種義務を課すことが発表されました。ワクチン接種がなされない場合は、就業が許されないか、給与支払いが停止されます。10月以降のフランスへ旅行をする場合は、 ワクチン接種を完了した場合 疫病の陰性を証明出来る場合 罹患後回復した場合 のみに限られ、飲食店の利用や各種サーヴィスを受ける場合には、各自コロナ警報アプリやCovPassアプリの提示が必須となります。 ワクチン接種の強制に関しては、イタリアでは既に今年5月に開始されており、ギリシャは来月(8月)から、イギリスでは恐らく10月から導入される見込みです。 尚、イタリアではワクチン接種の強制について約300人が訴訟を起こし、明日(7月14日)に法定審問が予定されています。  

【D】グリーンエアラインズ

2021年7月の休暇用フライト、「ドイツで最も若い航空会社」Green airlines(グリーンエアラインズ)チャーター便欠航というニュースが報じられました。今回は、グリーンエアラインズについて書きます。 グリーンエアラインズという航空会社について、個人的に初めて聞いた航空会社名だったので調べてみました。グリーンエアラインズは、自社運航便がない「Virtual airline(ヴァーチャルエアライン)」です。ヴァーチャルエアラインとはちなみに、他社に運航や経営の一部をアウトソーシングする形態の航空会社です。環境保護、エネルギー効率の良い新型の機材を利用し、環境汚染の少ない、他の公共交通機関に対抗しうる地域エアライン、をコンセプトに設立されました。グリーンエアラインズの場合は、ドイツのGerman Airways(ジャーマンエアウェイズ)と提携しています。機体や実際のサーヴィスは、ジャーマンエアウェイズなど、提携航空会社が行いますが、チケットの予約・購入等はグリーンエアラインズのHPから行います。 参照URL:https://green-airlines.com/ 2020年に設立された会社ですが、当初予定されていたパートナー企業と折り合いが付かず、別の航空会社会社・フランスのChalair Aviation(シャレール航空)と提携を開始…と思われましたが、初フライトの2021年3月26日のPaderborn(パダボーン)発、Sylt(ジュルト)行きの便の予約率があまりにも低く、実際に運航に利用されたのは別のPAD Aviationという航空会社の小型機材でした。驚くべきことに、シャレール航空の名前は、公式ウェブサイトの「パートナー企業」という欄から2021年4月の時点で名前が消えていたそうです。実質グリーンエアラインズの提携航空会社として、現時点も稼働実績があるのは、ジャーマンエアウェイズのみです。 グリーンエアラインズのメイン空港は、本社所在地でもあるKarlsruhe・Baden-Baden(カールスルーエ・バーデンバーデン)空港(FKB)で、第2の重点空港がパダボーン空港(PAD)です。目下定期運航便としては、カールスルーエ・バーデンバーデン空港とベルリン間が運航されており、2021年中には、パダボーン空港発の便が拡充される見込みです。 残念ながら、今年7月の休暇用チャーター便フライトがキャンセルになってしまった背景として、予定されていたブルガリアの航空会社との折り合いが付かず、また別のルーマニアの航空会社とも調整が難航したことが明らかになっています。来月(8月)からの稼働に向けて交渉中とのことです。就航予定地は、ドイツ人に人気の高い、スペインのマヨルカ島、ギリシャのクレタ島、ロードス島、コス島であると発表されています。キャンセルの対象となったのは、パダボーン空港発着便とRostock(ロストック)空港(RLG)発着便で、一方、オランダ・Groningen(フローニンヘン)空港(GRQ)発着便は、ジャーマンエアウェイズ運航便にて7月中も予定通り運航される見込みです。 ところで、グリーンエアラインズの提携航空会社として名が挙がる会社の使用機材は、いずれも機齢が約15年で、交渉中のルーマニアの航空会社に於いては、機齢約20年のエアバス機(A320)だそうです。交渉が決裂したブルガリアの航空会社に至っては、機齢約30年のボーイング機(737-300)であったとのことです。エネルギー効率や環境汚染への影響の点からは、グリーンエアラインズのHP上で紹介されている機材性能とは程遠く、これは「会社の目指すエコ精神に合致するものか」と批判的に報じられています。 会社設立当初より、色々と課題が多いグリーンエアラインズですが、無事にスタートアップ事業として2021年の夏の休暇シーズンの大幅顧客獲得が成功するのでしょうか。

【N】オランダのナイトクラブでクラスター発生

ドイツの隣国、オランダより非常にショッキングなニュースです。 ドイツと国境を接するオランダの街・Enschede(エンスヘーデ)のナイトクラブで、疫病のクラスターが発生し、感染者の数は200人に上ると報じられております。オランダでの大幅な規制緩和が発表されてわずか2週間での出来事です。 オランダではドイツよりも早く規制緩和措置がなされ、先月26日からナイトクラブの営業も許可されたところでした。エンスヘーデは、ドイツのNRW州と接している街で、ドイツからも非常に観光客の多い街として知られており、規制緩和後は多くのドイツ人旅行者で賑わっていたようです。 尚、このクラスターが報告をされたナイトクラブでのイヴェントでは、チケット購入の際は、個人情報とオランダ保健局による疫病追跡システムと連動、さらには入場時に陰性証明書の提出が求められていました。約600人がパーティイヴェントに参加したところ、クラスター発生が確認されました。 オランダ政府の発表によると、直近の罹病率の上昇に繋がる主な原因はナイトクラブであると言及し、本日(2021年7月10日)より、来月8月13日までの間、深夜~早朝の営業が停止、一定の距離が保たれない(座席の指定等がない)大人数でのイヴェントは当面禁止となりました。 オランダでは昨日時点で、24時間以内で約7000件の新規感染者が報告されています。規制緩和が発表される前の先月の中旬で1000件を超えない程度の数からの大幅な上昇となります。 オランダでの規制が本日より一時厳しくなる一方、ドイツ・NRW州では逆に規制が緩やかとなります。エンスヘーデでのクラスター発生を受けて、ドイツ・NRW州側も非常に警戒の姿勢を強めています。 目下、ドイツからオランダへの旅行制限については報じられておりません。 にほんブログ村

【D】0規制

現在僕が生活をしております、NRW州において「Coronaschutzverordnung(コロナ防疫州令)」が改正されました。本日2021年7月9日より、2021年8月5日まで有効です。今回は「0規制」について書きます。 コロナ防疫州令の今回の改正のポイントは、下記の4点です。 「Inzidenzstufe 0(罹患率段階ゼロ)」規定の導入 5日以上の休暇明けの際の職場への陰性証明書提出義務 大型イヴェントの開催許可 私的行事、パーティの人数制限の撤廃 罹患率段階0の「ゼロ規制」は、罹患率が10を下回る場合に適用されます。罹病率が下がり、規制をどんどん緩和してはいるものの、まだ完全に規制を止められない状態の「最低限の規制」と捉えることが出来ます。 例えば、マスク着用義務についてです。罹患率が大幅に下がり、屋外でのマスク着用義務はなくなりました。しかしながら、公共交通機関利用時であったり、屋内では引き続きマスク着用義務があります。また、社会的距離を保つことが求められています。しかし一方、博物館や美術館ではマスク着用義務は免除されています。 私的な行事、パーティ、スポーツの練習等の集まりについては人数制限がなくなりましたが、50名以上が集まる場合においては陰性証明書が必要となります。また、陰性証明書を取得することで、ディスコ・クラブに行くことも可能となります。 夏休みが始まって以降、ヨーロッパ内の多くの国で、罹病率が再度増加、警戒レヴェルが引き上げられる可能性があるとの報道がなされています。今年の夏は、無事に楽しく過ごせるのでしょうか。規制は緩和されましたが、まだ気を緩めず、引き続き個人レヴェルで、可能な限り注意をすることが必要ですね。 ☆☆☆直近7日間指数☆☆☆ ドイツ全体 6 NRW州 6 ※ロベルトコッホ研究所発表情報を参照(2021年7月9日)   にほんブログ村