【D】ドイツ語学校生活2週目経過~新たな習慣への手応え~

長かった1週間が終わりました。今回は、語学学校生活2週目経過時の様子について書きます。先週の別の記事でも書きましたが、今回参加しているクラスに関しては1週目、2週目…と敢えて表記することにしております。

今週はずっと、基本的に夜勤の仕事がありました。語学学校に通い始めるタイミングで6連勤という試練が早速待ち構えておりましたが、どうにか無遅刻無欠席、授業中に睡魔に襲われたりすることもありませんで、無事に1週間を終えることが出来ました。正直、もっと体が辛いかと思っていましたが、どうにかこうにか頑張れました。現在力を入れて行っている「習慣化」及びそのタイムマネージメントの効果が出ているのかもしれません。

ちなみに、「~を得ようと努力する」「~に尽力する」は、ドイツ語表現では、

  • sich bemühen um…
  • sich einsetzen für…

です。

Ich bemühe mich darum, immer rechtzeitig meine Hausaufgaben fertigzumachen.

Ich setze mich fürs Zeitmanagement ein.

僕は圧倒的に「再帰動詞」が苦手だし、今週の授業を受けていて、かなり間違えて覚えているなと感じることが多かったように思いました。ミュンヘン在住になってからというもの、仕事場でもプライヴェートでも日本語を使う機会が減り、むしろドイツ語を使う機会が増えました。ドイツ人の友人の数は相変わらずそんなにはいませんが、何人かは知り合うことが出来たので時々メッセージでのやり取りや会って会話しています。結構ハッキリとmich/dich/uns/sich等Reflexivpronomenが使われていて、逆に非ネイティヴの外国人と話していると、圧倒的にその数が少ないことに気付けます。特に、普段英語の使用頻度が高いであろう非ドイツ語ネイティヴの方たちとの会話の場合に気を付けなければいけないなと思ったことは、英語で言うところのofやらforの感覚で、ドイツ語を話す際にそのまま対応するであろう前置詞のvonやらfürを用いることが多い点です。何となく言いたいことの意味は通じてしまうので、いちいち指摘されることもなく、間違いに気付けない…そしてそのまま放置な外国人は多いかもしれません。その辺の会話では問題にはなりませんが、ドイツ語の試験に於いては容赦なく減点される対象となるのです。僕が来月再チャレンジする予定のDSH試験は、まさにそこが重要なポイントなのです。

僕が今週、特に困って何度も間違えてしまった単語及び表現は、下記のものです。

  • sich abfinden mit…:(ネガティヴな内容を)受け入れる、~で折り合いを付ける
  • abhalten von:
  • bestehen auf…:
  • bestehen aus…:
  • bestehen in…:
  • halten für…:
  • halten von…:

でした。暗記物がすぐに出来ない人は、とにかく問題の数をこなして、やっていくうちに覚えていくしか方法はありません。

また、今週は地味に「es」の使い方についても感動してしまった週でした。以前お世話になったStufe5(C1-1)クラスの先生が、よく「あなたたちはesの使い方を結構間違えているし、そこが気になるけれど、Stufe6(C1-2)クラスで習い、徹底的に練習しますのでStufe6(C1-2)クラスにはなるべく皆さん参加してくださいね」と仰っていました。これまでにも何度かは習っていたはずですが、きっと意識的に学んだことがなかったのでしょう、今頃になってようやく「なるほど!」と思うことが多く、意味のある有意義な授業を受けることが出来て満足でした。

それにしても、C1レヴェルは本当に「書き換え表現」が多く求められます。宿題や授業中に行う書き換え表現の問題が複雑で、授業中に当てられても上手く答えられないことがしばしばありました。特にミュンヘンのDSHは、一度過去に受験済みですが、文法の試験問題が結構難しく割と意味不明な問題が多かった記憶があるので、今出されている宿題をしっかり行っていればそれなりの点数が取れるようになるかもしれない、と意欲的に頑張っております。

今週からは、授業中に生徒の誰かが1人前に出てきて、テーマ発表をすることになりました。発表する内容は、授業のテーマに応じたもので行われます。僕は全く専門外ですし、むしろ避けたかった「Medizin」のテーマで発表することが決まりました。僕の番は来月なのでまだ少々時間がありますが、発表に向けて準備を進めて行きます。今週は早速3名が発表を行いましたが、3人ともパワーポイントも上手に作っていたし、発表も慣れているのか上手に出来ていたので少々プレッシャーです。以前通ったプレゼンテーションクラス参加の際に頂いた大量のプリントを整理しつつ、表現集を漁りながら、頑張って原稿を仕上げます。

今まで授業を受けて来て、現在クラスを担当してくださっている先生が非常に素晴らしいと思っています。宿題が非常に多い+作文課題の間違いがなくなるまで何度も提出を求めてくる、そして細かい指摘が多い、ある意味スパルタ先生なのですが、語学の先生としては本当にありがたい存在です。僕は夜勤の仕事中で暇な時に宿題をしていたのですが、早朝にポータルの課題提出をした際は、数分で課題の添削が返って来たこともあり、驚きました。物凄く情熱を持って指導してくださっているな、と感じますし、クラスメイトたちのモチヴェーションも非常に高いクラスのようですし、良いクラスに参加出来ているなと思えました。

グループワークやらパートナー課題が多いクラスのため、クラスメイトたちとの交流が結構あり、既に仲良くあれこれ話せるクラスメイトが何人か出来ました。話を聞くと、ミュンヘン市内在住者があまりいなくて、結構遠くから片道1~2時間掛けて列車で通っている人が多いようで驚きました。学校の評判が良いからだとか、ミュンヘンの大学・大学院目指すならここの語学学校!ということで決めたそうなのです。クラスメイトたちがこんなに気合の入った人たちだからこそ、僕自身も良い刺激を受けられて、モチヴェーションが高く保てていられるのかもしれません。

自分自身でも驚きの変化は、勉強をしっかりした日、宿題を全部きっちり終わらせた日が快感過ぎて、逆に出来なかった日に物凄く気持ち悪さを感じるようになったことです。残念ながら、インターネット上であったり、僕のパソコンのせいなのかもしれませんが、ポータル上で提出しなければならない課題がいくつかすぐに出来ませんでした。その時の悔しさは、かつて感じたことがないほどです。この年齢になって、これほどまでに情熱的に取り組めるものに出会えるとは思ってもみませんでした。今頑張れているのは、自分自身の人生の目標が以前よりハッキリと見えてくるようになったからかもしれません。

来週、いよいよ試験の申込みが開始となります。試験は、申し込んだ日から物凄く大きな緊張感に襲われるものです。そして大きなやる気が漲ります。来週は、自分自身のさらなる大きな変化が見られるかもしれません。それを楽しみに、今週末もしっかり図書館に通い、既に明らかな苦手部分に取り組んで行きます。

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