【D】2023年オクトーバーフェストの楽しみ方&注意事項

Leben

今年2023年もこの季節がやって来ました!ミュンヘンを代表する有名なお祭「オクトーバーフェスト」が今年も開催されています。昨年に引き続き、今回は、今年2023年のオクトーバーフェストの楽しみ方と注意事項について書きます。

今年は僕にとって、ミュンヘン在住者となって2回目のオクトーバーフェストなのですが、昨年も今年も「初日」を見事に逃しました。オクトーバーフェストの初日には、パレードがあったり、オクトーバーフェスト開催の合図である最初の樽開け「O’zapft is!」が行われます。

こちらは、今年2023年のオクトーバーフェスト初日の様子の動画です。(公共放送BR)

オクトーバーフェストは、世界的に有名なビール祭!ということで、ビール目当てに楽しみに行く方々は多いかと思われますが、初日の雰囲気は特に一見の価値ありです。

ミュンヘン在住者として一度はこれを見に行きたい!と思いながらも、昨年に引き続き今年も叶うことはありませんでした。いつか必ず見てみたいものです。そう思いながら、2日目である本日午後、ふらりと1人で散歩で訪れてみました。オクトーバーフェスト2日目である本日は、日曜日ということもあり、多くの人たちで賑わっていました。

今年2023年のオクトーバーフェスト開催期間は、9月16日~10月3日までです。国民の祭日「統一記念日」10月3日までということで、より多くの方々が参加しやすそうな日程です。

今年のオクトーバーフェストの時期に関して、事前に注意喚起されていたことがあります。それは、オクトーバーフェスト開催期間中の、オクトーバーフェスト以外の大規模イヴェントです。

  • 9月20日(水曜日)21時~ チャンピオンズリーグの試合(バイエルンミュンヘンvs. マンチェスターユナイテッド)
  • 9月26日(火曜日)~ 大人気歌手Helene Fischerのライヴ

ヨーロッパでは、サッカーファンがかなり狂暴で、勝っても負けても暴動のような事件が起こりやすいです。特に、試合をするチームがそれぞれ有名なチーム同士だと、過激派のファンの数も多く、迷惑行為が多発しています。それらしき人たちの姿を見たら、なるべく近寄らない方が良さそうです。

新聞には、今年はオクトーバーフェスト開催期間中に大人気イヴェントが重なり、ミュンヘンでの大きな混雑が予想され、ホテルの予約は至難の業となるだろう…といった記述がありました。確かに、日によっては予約不可能なホテルも見受けられるようですが、ミュンヘン市内には多くのホテルがあるので、まだまだ予約自体は可能です。ホテルによってはまちまちですが、昨年よりも比較的予約がしやすそうで、値段が手頃なところがあるようです。

ドイツ国外在住の方は、結構早くの時期からホテル予約をしているかと思われますが、オクトーバーフェストの時期は大繁忙期の扱いで、ホテル代金はかなり高額に設定されています。そして、キャンセルポリシーも厳しい条件が設定されていることが多いです。ドイツ国内、欧州近郊在住の方が、割と際に思い付きでふらりとオクトーバーフェストにでも行こうかなと思った場合は、即諦めることなかれ!ほとんどどのホテルでもキャンセルが発生し、間際の時期でも割とお手頃な料金が出てくることもあります。また、ホテル予約サイト(Booking.comなどの、大手サイト)上では公開されていない、そのホテル直接のHP、ホテルの受付でのみ限定で案内されるお得な宿泊代金が利用可能なことがあります。

その他、一般的な注意事項としては、次の通りです。当ブログ昨年記事からの引用です。

オクトーバーフェスト帰りで酔っぱらっている人たちは、陽気な人たちばかりではありません。非常にアグレッシヴで、ちょっとしたことから口論、暴力沙汰、凶器を使った刺傷事件さえも発生しております。また、酔っぱらっているときに急に近寄って来る人たちから財布やお金、スマートフォンなどの貴重品を盗まれるということも数多く報告されています。ホテルやホステル内でも、部屋に宿泊者以外の人が侵入したり、部屋の中で盗難に合うという事例も報告されています。個室であっても入室後に戸締りがきちんと出来ているか、ホステルなどのように他人と共同の場合は、金庫やロッカーの利用を徹底するなどの工夫は必須です。

オクトーバーフェスト会場に入る際は、簡単な荷物検査があります。基本的に大きなバッグは持ち込めません。なるべく余分なものは持たず、必要な分の現金を用意して身軽な格好で会場に行くことが推奨されます。特に、オクトーバーフェスト用にと現金を予め用意しておくと「これ以上使えないように」と自制にもなりますし、万が一酔っぱらった状況で失くしてしまったりスリに遭ってしまったという場合においてのリスクの軽減にもなります。現金は、なるべく高額紙幣ではなく、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ紙幣が推奨で、チップ用に小銭を少々持ち歩くのが良さそうです。

ところで、昨年僕が存在に気付いた「Oide Wiesn」なのですが、今年も開催されているようでした。

Die oide Wiesn(Oide Wiesn)は、伝統的な、そして一昔前のオクトーバーフェストを再現したものです。2010年にオクトーバーフェスト200周年のお祝いで開催されたことが始まりのようで、以降毎年行われているものではないようなのですが、今年2022年はOide Wiesnが開催されました。オクトーバーフェストの会場であるテレージエンヴィーゼの南側の一角に仕切られた場所があり、専用の入口から入場します。

「毎年あるものではない」という認識だったので、今年2023年も開催されているとのことで、何だか嬉しい気持ちになりました。こちらは入場料が4ユーロ掛かりますが、21時以降は無料で開放されます。

ところで、オクトーバーフェストのビール代は、年々値上げ傾向にあります。今年の値段は、昨年比6.1%上昇の14.90ユーロと発表されております。今年は特に、インフレの影響もあり仕方がないとは言え、かなりの上昇率です。僕が初めてオクトーバーフェストを訪れた頃、10ユーロ紙幣を渡して「Stimmt so!」と言っていた時期が懐かしいものです。

本日は会場の様子見だけでしたが、開催期間中何度かは訪れてオクトーバーフェストを楽しもうと思っております。

今年は何回行けるだろうか…楽しみです。

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