【D】telc C1 Hochschule結果発表!

Lernen

先日受験致しました試験の結果が届きました。今回は、試験結果と僕の今後のプランについて書きます。

telc Deutsch C1 Hochschuleという試験は、受験後結果発表までの期間が非常に早いで有名な試験のようです。試験会場の語学学校で、概ね2週間以内で結果が出ると伺っていましたが、僕の元に実際結果連絡が届いたときは、受験日から4週間が経ったところでした。僕が受けた回は「たまたまそうだった」だけなのでしょうか。メールで連絡しますとは言われていたのですが、忘れられているのかもしれないだとか、ヨーロッパでよくある「実はこちらから問い合わせをしないといけないパターン」を想像しながら待ちました。3週間経過時点で一度こちらから語学学校に問い合わせたのですが、その時点でもまだと告げられたのでした。「結果が分かり次第連絡します」と案内を受け、それからさらに1週間経ち、ようやく結果を受け取ることが出来たのです。

試験結果が出たので、証明書(原本)を受け取りに来ていただけますと、先週金曜日にメールでご連絡を頂きました。本当はすぐにスコア結果及び証明書を受け取りたいと思ったのですが、僕がそのメールに気づいたときには、既に語学学校の営業時間終了時間でした。なので結果の受け取りは「週明け」(本日)となったのでした。

結果は合格でした。実は先週金曜日の時点で、メールで結果は知らされてはいました。

こういう感じで試験結果を知るのはこれまで経験したことがなく、僕にとっては新しかったです!結果発表は、もっとドキドキさせて欲しかったです(笑)

しかし、合格した!と心から喜べるようなスコアではないですし、ギリギリ合格という、非常に残念な結果でした。以前の別の記事でも書きました通り、手応えの感覚は、Goethe Zertifikat B2の受験の際に近く、Goethe Zertifikat B2は一応合格出来、今回も一応合格出来た…という状況です。試験を終えた瞬間に「出来た!きっと合格しているはず!」という自信は一切なかったですし、むしろ落ちたのではないかという気持ちすらありました。結果は合格でも、悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、一応でも合格は出来たので、これにてドイツの大学に出願が出来る状態にはなりました。

ちなみに、今更もうどうでも良いですが、試験結果が出たのは本当は2022年5月13日だったようですね。僕が語学学校に「結果はまだでしょうか」と尋ねた日でした(爆)

僕が目指している大学、学部は非常に高いドイツ語能力が求められています。更にドイツは、一般的に「Notensystem」を非常に重視する国なので、果たして、僕自身の今回のギリギリ合格な試験結果がどのように評価されるのか、大学に無事入学が認められるのかという疑問があります。今後希望の大学の学部以外にもいくつか応募をしてみて、自分自身の今回のtelc C1 Hochschuleの合格証書の威力を確かめてみようと考えております。

別に受験しましたDSHでは、口述試験の際に僕にはC2レヴェルの問題が与えられました。元々高い語学レヴェルが求められているのは分かっていましたし、試験でもし偶然にも良い点数が取れてしまっていたとしても、きっと大学に進学した後も苦労するだろうし、C1レヴェルで満足するつもりはそもそもありませんでした。というわけで今後は、一応今の時点でも大学に入学出来そうかを試すと同時に、ドイツ語C2レヴェルに挑戦することにしました。僕のドイツ語学習に「終わり」はありません。

実は、telc C1 Hochschuleの結果が出る前に、もう本だけは先に買ってスタンバイしていました。C1レヴェルの結果が微妙だったので、C1レヴェルの試験を再度やり直したい気持ちはありますが、試験代金が比較的安いDSHで再チャレンジすることとします。

DSHは、最高評定の「DSH3」で、さらにその中でも正答率が高ければC2レヴェル相当と認められます。C2レヴェルの試験にも興味があるので、いずれ受けたいとは思っておりますが、希望の大学・学部に入るために、今後しばらくはまず、DSHでの高得点合格を目標として頑張ってみます。

telc C1またはtelc C1 Hochschuleは、「ドイツ語C1レヴェルの合格」を目標としている人には人気が高い試験のようですが、ドイツの大学や大学院入学を目指している人たちからはあまり人気が高い試験ではないようです。これまでお世話になった語学学校の先生や、同じクラスだったクラスメイト、そして現役で大学生/大学院生をしている友人・知り合いたちからも「断然DSHが良い」と推奨されています。個人的にも再受験するならば…と考えたときにDSHが良いなと思ったので、DSHで再チャレンジする予定です。

理由としては、これはあくまで僕の感想なのですが、DSHとtelc C1 Hochschuleを比較すると、DSHは「合格させる試験」telc C1 Hochschuleは「落とす試験」という印象があります。

例えば聞き取り試験の場合、telc C1 Hochschuleでは1度しか音声(CD)が流れないので、一度聞き逃したらもう終わりで、基本的にはマークシート式なので正解か不正解かしか判断されません。回答時間も短いです。DSHは、部分点が考慮されることと、何より、音声は試験監督の朗読なので、声の強弱やスピードが調整されて「はい、あなたたち!ここから重要ですよ!」「ここが答えですよ!」という暗黙のアピールがなされるところがあります(笑)そして、テキストを聞くチャンスは2回ありますし、回答時間は長めです。

その他、「ひっかけ問題」と思われる問題は、DSHは圧倒的に少なく、telc C1 Hochschuleは比較的多い印象です。僕がtelc C1 Hochschuleの試験対策であったり今回の受験を通して思った感想は、テキストの内容は大体把握出来たけれども、答えの選択肢に意味不明な表現があり、選択に困ることが多かったです。今回の結果を見て「あの時迷った箇所かな…」と思い出される悔しい問題がいくつもあります。DSHでは独独辞典の持ち込みが可能なので、意味が分からない単語であったり、自信が持てない場合は試験中に辞書で調べることが出来ます。telc C1 Hochschuleは、案外難解なマニアックな単語が割と出題されやすいようなのですが、その単語を知らない場合はどうしようもありません。その単語が実は「答えの決め手となるもの」であることが多いのです。C1レヴェルはやはり語彙力が非常に重要だなと、改めて思い知らされたのでした。

以上、僕の今回のtelc C1 Hochschule受験後、試験結果を受け取った後での感想と、今後の僕の大学受験に向けてのプランについて紹介致しました。今後telc C1 Hochschule受験であったり、大学入学を目指されていらっしゃる方への試験情報として、少しでも参考になれば幸いです。

僕は「ドイツ語C1レヴェルの合格」という目標とドイツの大学入学という目標があります。「ドイツ語C1レヴェルの合格」という方の目標は、とりあえず今回の結果で一応は叶ったので、次なるレヴェルへ向けて踏み出します。

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